岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

犬の遠吠えが聞こえる。

2020-01-11 22:35:20 | カルロス・ゴーン

犬の遠吠えがそこここから。

日本の検察も、日産OBも、日本のマスコミも、ゴーンさんも

遠い争いになってしまいました。

それにしてもテレビマスコミは相変わらずレバノンとは犯罪者引き渡し条約の締結がないといっていますが、

日本が2か国しか締結できていないので締結していないことは当たり前です。

このことは決して言わないですね。

(私は少ししかテレビを観ませんので見逃している可能性はあります)

 

今回の事件を裁判で争ったら、日本の検察は勝てたでしょうか。

けっこう難しかったのではないでしょうか。

逮捕当時を思い出してください。

私は無理筋だと思いました。

司法取引をした西川さんだって脛に傷があることがわかりましたね。

私は日本の検察も本心ではホッとしているのではないかと勘繰っています。

日本の弁護団も手ごわいですからね。

ゴーンさんに逃げてくれてよかったということもあります。

ただし検察は公費ですが弁護士はゴーンさんから貰わなくてはなりません。

これはもらうべきです。

まさかゴーンさん、逃げ得はないです。

 

ゴーンさんがせこいことは確かだと思います。

しかし罪に問えるかといえばどうでしょう。

裁判期間が5年というのも彼にはたえられないでしょう。

私も裁判に通ってみてとにかく遅々として進まないことに参りました。

3カ月に一度ペースでは、前のことを忘れてしまいます。

専門職の人にしかあのペースにはついていけないと思います。

 

今後、日本政府や司法当局はフェイドアウトしていくでしょう。

残る難問は、世界に広報された日本の司法の遅れです。

これは放置できないでしょうが、国会での立法を絡むので今の政府では無理ですね。

すなわち、対外印象を悪くしただけということになります。

そうそう、日産をフランスの取られなかったのはよかったという意見もあるでしょう。

しかし、日産の不振は誰の目に明らか。ゴーン以前に戻ったのではないでしょうか。

親方日の丸に頼った今回の事件でしたが、親方自体が急下降状態ですから、他人事ながら心配になります。

 

マスコミも心配ですね。

特にテレビ業界は観る番組なくなりました。

こんなことになるんですね。

 

ゴーンさんどうでしょう。

生活に困ることはないでしょう。

亡命ではなく自国に帰ったわけで、日本のマスコミが潮を引くようにいなくなれば優雅なものでしょう。

ただし、一番好きなビジネスは本人自らはできなくなります。

政治家も無理です。

親族や奥さんが表に出て活動し裏で操縦するということになるのでしょうね。

そんな人はそこら中にいるわけで、どうってことないともいえます。

なにしろあの大逃亡劇を一人でマネジメントして実行するのですが、できることは結構多いでしょう。

 

レバノンから出国してはいけないというレバノン政府の方針も4カ月の期限付きですね。

期限延長の条件は日本検察が資料をすべて提出するということらしいので、それは絶対しませんから、

4か月後は自由に国外に行けます。

 

こうしてみれば、犬の遠吠えは東から聞こえてきますね。

 

お読みいただき有難うございました。

 

画像は岡山市立オリエント美術館です。なかなか珍しいです。

 



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