こぐま経済研究所ブログ

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外国人株買い越し7080億円

2010-01-16 21:35:22 | 日記
1月第1週 5年10カ月ぶり高水準

外国人投資家が日本株への買い意欲を強めている。東京証券取引所が15日発表した投資主体別売買動向によると、1月第1週(4~8日)の買い越し額は7080億円で、5年10カ月ぶりの高水準。世界景気の回復や円安・ドル高による業績改善期待が広がった。
15日の東京株式市場で日経平均は続伸し、終値は前日比74円42銭(0.68%)高の1万0982円10銭。連日で昨年来高値を更新した。

輸出企業が多い日本株は世界景気の回復局面で上昇しやすい。

1月16日 日経朝刊

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いままで、日本市場から、遠ざかっていた外国人投資家が、やっと戻ってきた感じです。中国人民銀行の預金準備高の引き上げによる、中国株の下落など、他のアジア諸国での動きなどもありましたが、円安による企業業績回復からの株高期待で、ようやく外国人の投資対象となってきたようです。今週末にかけて少し円高方向に振れている為替相場ですが、来週も90円前後の取引が予想されているため、日本株への買い越しはしばらく続くものと考えられます。