4月28日(土)19時から、こぐま経済研究所の金融セミナーを開催しました。今回は、3月の投資信託概況をベースに、3月中のマーケットを動かした材料について解説させていただきました。株式投信は6カ月連続の資金純流出の状態となっていて、1月後半から2月にかけて株式相場が上昇したにも関わらず、投資家マネーは、投信マーケットからは出て行ってしまいました。
株式投信の6カ月連続の資金純流出は、過去3年間では初めてです。3月は金額的には縮小しましたが、4月以降、株価が下落基調にあることも考えると、流出が続く可能性もあります。
資金流出入に関して、株式投信追加型の分類別動向を見ると、3月は限定追加型とファンドオブファンズ以外の分類ではいずれも資金が流出超過となっています。ただ、これら2分類の3月の運用成績はいずれも運用減となっています。
ファンドオブファンズは、手数料の高いファンドが多いグループです。3月末ということもあり、販売会社各社の販売攻勢があった結果かもしれません。営業的には成功したかもしれませんが、投資家の中には、運用減から損失を被っている方もいらっしゃると思います。
逆に、インデックス型は、資金流出となったものの運用成績はプラスにシフトしています。3月は日経平均が1万円を回復するなど、マーケット自体はさほど悪くありませんでした。(株価上昇、円安方向)
本来は、手数料の低いインデックス型ファンドに資金が集まっても不思議ではないと思います。販売会社の思惑が見え隠れしています。
来月は、5月26日(土)18時から予定しています。
場所は茅ヶ崎勤労市民会館です。
ご興味のある方は、下記まで連絡ください。
koguma.keizai@gmail.com
株式投信の6カ月連続の資金純流出は、過去3年間では初めてです。3月は金額的には縮小しましたが、4月以降、株価が下落基調にあることも考えると、流出が続く可能性もあります。
資金流出入に関して、株式投信追加型の分類別動向を見ると、3月は限定追加型とファンドオブファンズ以外の分類ではいずれも資金が流出超過となっています。ただ、これら2分類の3月の運用成績はいずれも運用減となっています。
ファンドオブファンズは、手数料の高いファンドが多いグループです。3月末ということもあり、販売会社各社の販売攻勢があった結果かもしれません。営業的には成功したかもしれませんが、投資家の中には、運用減から損失を被っている方もいらっしゃると思います。
逆に、インデックス型は、資金流出となったものの運用成績はプラスにシフトしています。3月は日経平均が1万円を回復するなど、マーケット自体はさほど悪くありませんでした。(株価上昇、円安方向)
本来は、手数料の低いインデックス型ファンドに資金が集まっても不思議ではないと思います。販売会社の思惑が見え隠れしています。
来月は、5月26日(土)18時から予定しています。
場所は茅ヶ崎勤労市民会館です。
ご興味のある方は、下記まで連絡ください。
koguma.keizai@gmail.com