こぐま経済研究所ブログ

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環境投信購入でポイントを獲得 中央三井

2010-01-06 11:06:28 | 日記
中央三井信託銀行が新たに日本株で運用する環境関連の投資信託を販売する。購入すると商品などに交換できる「エコ・アクション・ポイント」を獲得できる。同ポイントの対象となる投資信託は初めてという。環境関連への関心を背景に、個人への販売拡大を狙う。同ポイント制度は環境省の支援で民間が運営。今回の投資信託は運用会社が受け取る手数料の一部を温暖化ガス削減に役立てる仕組みを導入し、ポイント付与の対象となった。

日経 5日朝刊

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中央三井信託銀行が販売する、中央三井環境関連日本株ファンド「エコの声」がその対象ファンドです。当初募集期間が1月6日(本日)から、1月28日まで。設定日は29日となります。日本に上場されている株式銘柄の中から、環境関連企業や環境経営企業を主要投資対象とし、中長期的に株価上昇が望める銘柄を組み入れます。

運用にあたって委託会社(中央三井アセットマネジメント)が収受した信託報酬(年率0.7%税抜き)のうち10%を利用して、グリーン電力証明発行事業者より、グリーン電力証書を購入、温室効果ガスの削減に役立てるようです。

そのため、信託報酬が高めに設定されていては、本末転倒ですが、年率1.47%なので、そのようなことはなさそうです。

平成22年1月6日(水)から3月31日(水)までに、「エコの声」を申し込まれた人には申込金額10万円ごとに50ポイントの「エコ・アクション・ポイント」がもらえます。

投信を購入して、環境問題にも貢献でき、さらには資産形成もできれば文句なしですね。日本企業への投資が中心なので、日本の環境技術力に今後も着目しなくてはなりません。