こぐま経済研究所では、昨日、今年最初の金融セミナーを開催しました。
今回は、2012年~13年にかけての金融市場動向についてお話しました。
昨年11月16日から高騰を続けている国内株式マーケット。併せて円安方向に為替も進んでいます。民主党から自民党へ政権交代に期待よ寄せた海外マネーが日本に流入してきたことが主な理由です。
ただ先週の日銀と政府の共同声明発表後、ただちに円高方向、株も下落しました。
阿部首相の顔色で投資家が材料出尽くしを判断したためです。
実態の伴わない期待相場だけに、ちょっとしたマイナス要因で株価は下がります。3本の矢と言われている、金融緩和と財政出動および成長戦略のうち、まだはっきり見えてこないのが成長戦略です。
これから先、2月のG20、4月の日銀総裁交代、7月の参院選挙などターニングポイントとなりそうなイベントが続きます。中国とアメリカの太平洋の覇権争いも気になるところ。日本の貿易赤字定着など、あまり経済が上向く題材が見当たらない中、阿部政府の指導力が問われることになります。
リーマンショック前の高値14500円前後まで上がるのか否か、政治、経済の動きを追っていきたいと思います。
次回のセミナーは2月下旬を予定しています。
詳しくはブログで紹介します。
今回は、2012年~13年にかけての金融市場動向についてお話しました。
昨年11月16日から高騰を続けている国内株式マーケット。併せて円安方向に為替も進んでいます。民主党から自民党へ政権交代に期待よ寄せた海外マネーが日本に流入してきたことが主な理由です。
ただ先週の日銀と政府の共同声明発表後、ただちに円高方向、株も下落しました。
阿部首相の顔色で投資家が材料出尽くしを判断したためです。
実態の伴わない期待相場だけに、ちょっとしたマイナス要因で株価は下がります。3本の矢と言われている、金融緩和と財政出動および成長戦略のうち、まだはっきり見えてこないのが成長戦略です。
これから先、2月のG20、4月の日銀総裁交代、7月の参院選挙などターニングポイントとなりそうなイベントが続きます。中国とアメリカの太平洋の覇権争いも気になるところ。日本の貿易赤字定着など、あまり経済が上向く題材が見当たらない中、阿部政府の指導力が問われることになります。
リーマンショック前の高値14500円前後まで上がるのか否か、政治、経済の動きを追っていきたいと思います。
次回のセミナーは2月下旬を予定しています。
詳しくはブログで紹介します。