29日午前のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続落し、一時1万ドルの大台を割り込んだ。世界的な景気の減速懸念が強まり、下げ幅が280ドルを超える場面もあった。欧州でも同日のロンドン市場で一時3%を超す下げ幅を示すなど株安が進んでいる。
一方、日米独の長期金利が急低下している。29日午前のニューヨーク市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが、一時2009年4月以来約1年2カ月ぶりに3%を割り込んだ。2年債利回りも過去最低を更新した。29日の東京債券市場では日本の長期金利の指標となる新発10年物国債が前日比0.055%低下(債券価格は上昇)、1.095%を付けた。これは6年10カ月ぶりの低水準。同日の日経平均株価は3日続落した。同日の独連邦債10年物の利回りは足元で2.6%を割り込み、6月上旬に付けた過去最低水準(2.5%付近)に接近している。
ニューヨーク株式市場では消費者関連指標の悪化も嫌気されている。ダウ平均は午前10時45分現在、前日比245ドル85セント安の9892ドル76セントで推移している。
日経 30日朝刊
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昨日のニューヨークダウ終値は、9870ドル30セントでした。前日比268ドル22セントの下落です。日本市場もその影響で、日経平均は188円03銭安の9382円64銭となりました。主要国の財政赤字がクローズアップされ、解消のための緊縮財政に各国が、向うことに対する景気減速懸念が出てきたようです。南欧の財政問題が先進諸国へ波及してきたと見られます。借金をしない限り成長ができない国づくりは、もう難しく経済界を巻き込んだ、抜本的な成長シナリオの見直しが不可欠になってきました。思い切った歳出減らしは必要です。ただ財政赤字減らしのために、消費税を上げれば、国民からの反発は避けられないと思います。
一方、日米独の長期金利が急低下している。29日午前のニューヨーク市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが、一時2009年4月以来約1年2カ月ぶりに3%を割り込んだ。2年債利回りも過去最低を更新した。29日の東京債券市場では日本の長期金利の指標となる新発10年物国債が前日比0.055%低下(債券価格は上昇)、1.095%を付けた。これは6年10カ月ぶりの低水準。同日の日経平均株価は3日続落した。同日の独連邦債10年物の利回りは足元で2.6%を割り込み、6月上旬に付けた過去最低水準(2.5%付近)に接近している。
ニューヨーク株式市場では消費者関連指標の悪化も嫌気されている。ダウ平均は午前10時45分現在、前日比245ドル85セント安の9892ドル76セントで推移している。
日経 30日朝刊
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昨日のニューヨークダウ終値は、9870ドル30セントでした。前日比268ドル22セントの下落です。日本市場もその影響で、日経平均は188円03銭安の9382円64銭となりました。主要国の財政赤字がクローズアップされ、解消のための緊縮財政に各国が、向うことに対する景気減速懸念が出てきたようです。南欧の財政問題が先進諸国へ波及してきたと見られます。借金をしない限り成長ができない国づくりは、もう難しく経済界を巻き込んだ、抜本的な成長シナリオの見直しが不可欠になってきました。思い切った歳出減らしは必要です。ただ財政赤字減らしのために、消費税を上げれば、国民からの反発は避けられないと思います。