こぐま経済研究所ブログ

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リスク商品の説明が親切~東京スター銀が首位に

2010-01-12 14:34:33 | 日記
日本経済新聞社が実施した第6回日経金融機関ランキングによると、「投資信託など元本割れリスクのある商品の説明が新設な金融機関」は、前回2位だった東京スター銀行が首位となった。上位は大きな変動はほとんどなく、信託銀行などの常連組が前回と同様にトップ10に並んだ。
東京スター銀行は昨年4月から毎月、利用者を対象にしたアンケート調査を実施。行員の接客姿勢や説明の仕方などを無作為に選んだ利用者に評価してもらい、サービス向上に役立てている。
説明の仕方は知識や運用経験に合わせて顧客ごとに変え、図表などの資料も活用してリスクについての理解を深めやすい様にしている。

日経 12日朝刊

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トップ10の銀行をみると、2位以降、ソニー、住友信託、シティバンク、三菱UFJ信託、十六銀行といった並び。地銀が6位に登場、メガバンクは10位の三井住友銀行が最高位。

信託銀行系の方がリスク商品の説明には慣れているようですね。もともと信託中心
ですから。支店数も少ないのでそれだけ専門性が磨けるのかもしれません。

その中で東京スター銀がトップというのはすごい。彼らの投資信託販売への意気込みが感じられます。窓口では、顧客にリスク内容を正しく伝えた上で、商品の優位性を説明することが重要ですが、専門用語一つとっても複雑な投資信託。彼らも相当の工夫をしているのでしょう。一度、話を聞いてみたいものです。