こぐま経済研究所ブログ

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富裕層の顧客満足度 ソニー銀が首位に。海外のATM引き出し好評。

2010-01-14 14:49:51 | 日記
日本経済新聞社が三大都市圏で実施した日経金融機関ランキングで、預貯金1000万円以上の「富裕層」の顧客満足度が最も高かったのはソニー銀行だった。相対的に高い預金金利や安い手数料に加えて、投資信託など金融商品の品ぞろえが充実している金融機関が軒並みランキングの上位に入った。

総合評価でも首位にたったソニー銀は、前回に続いて「富裕層」でも1位を獲得した。資産運用に特化した商品・サービスが富裕層のニーズをとらえているようだ。特に外貨預金では、高い金利や安い手数料だけでなく、海外の提携ATMからも引き出せるサービスなども好評だという。

日経 13日朝刊

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富裕層の好む銀行はソニー銀行。ソニー銀行と言えば、店舗を持たない銀行、外貨預金に力を入れていて、ローンも金利が低いといったイメージが以前ありましたが、ホームページを見てみると、大きく様変わりしており、資産運用のトータルサイトという印象を受けました。円預金・外貨預金の他、投資信託、ソニーバンク証券経由での証券取引、FXまで、資産運用方法は多岐に渡ってサポートしています。複数の口座を持たずにワンストップですべての取引ができる点も評価されたのではないでしょうか。

2位には住信SBIネット銀行、3位には新生銀行が選ばれています。SBIは、SBI証券との相互利用、新生は個人の資産運用相談業務に特化した小型店の開設が受け入れられたそうです。

5位から10位までの間には、大手メガバンクが、すべて入りました。充実したラインアップと、富裕層向けの営業強化がランキングに現れているのでしょう。