大規模なシステム障害を起こしたみずほ銀行とみずほフィナンシャルグループは29日、金融庁に業務改善計画をそれぞれ提出した。みずほ銀はシステムリスクの総点検を柱に盛り込み、今年10月までに対応策や障害が発生した時など緊急時の計画を整備するとした。持ち株会社はグループのシステム戦略を来年3月末までに作り、傘下2銀行の合併、事務集約などの方針を改めて示した。
みずほ銀は四半期ごとに、改善計画の進捗状況について取締役会で監視する。システムリスクは外部専門家の意見も交え、障害の未然防止や事後に対応する体制を点検するとしている。今回の障害はシステムを主導運転に切り替えたことで人的なミスが拡大した。手動運転時の対応策も10月末に作る。体年1月末には障害を想定した全校訓練も実施するという。
みずほは障害を踏まえ、傘下2銀行の合併、事務一元化などを表明している。改善計画では実施時期を肉付けし、人事は今年7月末、経営企画・管理部門は来年3月末、銀行業務に関する事務はみずほ信託銀行もあわせて2013年3月末に集約するとした。傘下2銀行の合併は9月末から検討し、システムの完全一元化が16年3月末と従来の予定を変えていない。
日経 30日朝刊
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みずほFGは、発足時にも大規模なシステム障害を引き起こしました。内部の準備が整わないまま、政治主導で時期が優先されたことが、一つの原因です。今回は、震災のための義援金受付口座に、入金が集中した時の処置の人的ミスと聞いています。システムは人が作るものですから、完璧なシステムなどありえません。ただ、完璧でない人間が一応満足できるレベルまでは動かせるように品質を上げなくてはなりません。そして、社会生活への影響は極力少ない方がいい。でも、みずほの事故は、入金できない、ATMは機能停止、給与等の振り込みも不可、などなど。。社会インフラへ与える影響はとても大きかったです。私の給与振り込み口座もみずほです。障害が起きたら、報告をしておしまい。ではなく、キチンと障害箇所の修正と、一元化に向けて再構築をお願いしたいと思います。
みずほ銀は四半期ごとに、改善計画の進捗状況について取締役会で監視する。システムリスクは外部専門家の意見も交え、障害の未然防止や事後に対応する体制を点検するとしている。今回の障害はシステムを主導運転に切り替えたことで人的なミスが拡大した。手動運転時の対応策も10月末に作る。体年1月末には障害を想定した全校訓練も実施するという。
みずほは障害を踏まえ、傘下2銀行の合併、事務一元化などを表明している。改善計画では実施時期を肉付けし、人事は今年7月末、経営企画・管理部門は来年3月末、銀行業務に関する事務はみずほ信託銀行もあわせて2013年3月末に集約するとした。傘下2銀行の合併は9月末から検討し、システムの完全一元化が16年3月末と従来の予定を変えていない。
日経 30日朝刊
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みずほFGは、発足時にも大規模なシステム障害を引き起こしました。内部の準備が整わないまま、政治主導で時期が優先されたことが、一つの原因です。今回は、震災のための義援金受付口座に、入金が集中した時の処置の人的ミスと聞いています。システムは人が作るものですから、完璧なシステムなどありえません。ただ、完璧でない人間が一応満足できるレベルまでは動かせるように品質を上げなくてはなりません。そして、社会生活への影響は極力少ない方がいい。でも、みずほの事故は、入金できない、ATMは機能停止、給与等の振り込みも不可、などなど。。社会インフラへ与える影響はとても大きかったです。私の給与振り込み口座もみずほです。障害が起きたら、報告をしておしまい。ではなく、キチンと障害箇所の修正と、一元化に向けて再構築をお願いしたいと思います。