昨日29日に、13年度の税制改正法が成立しました。1月に提示された税制大綱をベースに、景気回復に向けた減税措置を盛り込んだ法案が可決。これで、所得税と相続税も大きく変わります。
特に相続税は、相続増税・贈与減税の色合いが強いかなと感じています。相続税の基礎控除は4人家族(配偶者+子ども二人の相続人)の場合、5000万+1000万×3人 =8000万円でした。それが27年以降は、3000万+600万×3人 = 4800万円となります。いままで課税対象でなかった人たちまで課税範囲が広がります。
贈与には、暦年贈与と相続時精算課税の2種類があります。暦年贈与は相続開始から3年超前のものは相続時に加算されません。相続時精算課税はその名の通り、すべて加算されます。精算課税を採用して5000万円の贈与を受けていた人がいた場合、今までであれば、相続時は非課税だったのに、相続税の法令改正によって課税されてしまいます。
贈与の方法選択には、注意してくださいね。
こぐま経済研究所
特に相続税は、相続増税・贈与減税の色合いが強いかなと感じています。相続税の基礎控除は4人家族(配偶者+子ども二人の相続人)の場合、5000万+1000万×3人 =8000万円でした。それが27年以降は、3000万+600万×3人 = 4800万円となります。いままで課税対象でなかった人たちまで課税範囲が広がります。
贈与には、暦年贈与と相続時精算課税の2種類があります。暦年贈与は相続開始から3年超前のものは相続時に加算されません。相続時精算課税はその名の通り、すべて加算されます。精算課税を採用して5000万円の贈与を受けていた人がいた場合、今までであれば、相続時は非課税だったのに、相続税の法令改正によって課税されてしまいます。
贈与の方法選択には、注意してくださいね。
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