昨晩から始まった今年のNHK大河ドラマ。
「平清盛」ということもあって、雅楽をやっている身としては興味があったので観てみました。
どういうわけだか違和感を感じていたんですが、しばらく観ていてその原因が分かりました。
ドラマの中で皇室のことを「王家」と言っているのです。
常識的にも日本の天皇と王様とは全くの別モノです。英語でも天皇はエンペラーであり王はキング。
国際的な儀礼(プロトコール)でも順位はキングよりも格上です。
何故に敢えて公共放送が王家としたのでしょうか? 歴史的に結構ナマナマしいことが出てくるから
皇室に気を使ってフィクションであることを強調したのでしょうかねぇ?
天皇家を王家という表現自体は間違っていないにしても、一般にはなじみがありません。
日本の天皇は武力で民を支配した王ではなく、卑弥呼のように祭祀を司ることで頂点にいる存在であって
国体の要、権威であるはずです。
だからこそ、源平の戦いでも、応仁の乱でも、破壊王の織田信長でさえも天皇を攻撃することは無かったのだ
と思います。逆にそれを味方にすることによって自身の権威付けにしていたほどです。
皇室を無くしてしまったら国を治めることができないと分かっていたわけです。
あのマッカーサーでさえも。
そんなことを考えていると・・現代はどうなんでしょう?
世継ぎの問題で天皇制自体が揺らぎ、国民は皇室のことを何も知らない、知らされない・・。
この国の形というものが崩壊に向かっているとしか思えません。
昨日の記事に書いたように私は占いやまじない的なものは信じていませんが、日本の伝統・文化・精神性と
いうものは世界に誇れるものだと思っています。それが危機に瀕していることが憂えてなりません。
小田急線「鶴巻温泉」駅前の不動産屋です。
東海大学 学生さん向き賃貸アパート・マンションお任せ下さい。
自社ホームページでたくさん物件紹介してます。
もちろんファミリー用もたくさんありますよ。
土地売買・中古物件も地元情報豊富です。
http://www.kodaka-fudosan.com