また最近お客様から 「トイレの水が流れっぱなしでとまらない」 との苦情が寄せられました。
すぐ業者に見てもらいたい! とのお気持ちは分かりますが、まずは トイレタンクの中を確認してみてください。
(トイレタンクの蓋は簡単にずらして、中を見ることができます)
ここでもう一度、トイレについての豆知識のおさらいです。
まず確認してもらいたい所が2点あります!
①トイレタンク内の下についているゴムの部分
(部品名「ゴムフロート」「浮きゴム」)
このゴムの部分がしっかり栓されているかどうかをチェック。
この部分がしっかり栓されていないと、水が便器からチョロチョロ 出てきてしまいます。
このゴムの頭についているチェーンもチェック!
よくこのチェーンがトイレタンク内のどこかに引っかかっていたり、よじれていたりすると、結局ゴムの部分が少し浮き上がってしまうので水が流れ出てしまいます。
実はこのチェーンが引っかかっているパターンが多い!
(トイレの水をジャーッと流すときに引くレバーの動作で、時々このような状態になることがあります)
②トイレタンク内の水にぷかぷか浮かんでいる白い玉
(部品名「浮き玉」)
これを手で軽く上下に動かしてみてください。
この白い玉はトイレタンク内に水が溜まると浮いてきて、その浮力でトイレタンク内への給水を止める働きをします。
この浮き玉が正常に働かないと、トイレタンク内に水がどんどん溜まり、トイレタンクから水が溢れ出すのを防ぐ為、結局便器の方に水を流すので、結果、便器では水が流れっぱなしになってしまうのです。
以上この2点、まずは中をじっくり見て、実際部品を動かしてみてください。
それでも止まらない場合は部品自体が故障している可能性があるので、アパート、マンション住まいの方は管理会社や家主さんに連絡をお願いします。