スピリッツで連載中の「イキガミ」。
国家繁栄維持法という法律により、ランダムで選ばれた人間が『合法的に』死亡する、そのことによって命の尊さを知り、人生を有意義なものにするという物語。
ぞっとするのは、そのストーリーそのものではなく、教育の恐ろしさということ。戦時中は、それこそ『お国のために死ぬこと』が名誉とされ、少年たちは戦死することを夢見たわけで、根本は新興宗教と一緒です。
危険だし、逆説的に言えばそれだけ教育には『力』がある、ということ。
たった一度きりの人生。
好きなことをやって、好きな人たちに囲まれて生きたいですよね。
『あなたの人生は、残り24時間です』
そう宣告されたとしたら。
とても悲しいことだけど。
でも、
『少なくともこれまでの人生、思いきりがんばって楽しめた。』
そう言えるように、毎日を大切にしたいと思います。
夜見るものじゃないね、この手の類のストーリーは・・・