Xリーグの名門、オンワード・オークスの解散報道について。
東地区は東京ドーム等、高価な会場を使用するために、協会への加盟費用が1000万円を超えるそうで、そこも含めたチーム運営コストの負担が首を絞めてしまった結果とのことです。
が。
現状では1万人も観客が入ることのないXリーグは、身の丈経営を目指すべきではないでしょうか。
いくら交通の便が良くても、閑散とした東京ドームよりも、こじんまりしたエキスポ・フラッシュ・フィールドのような会場でスタンドを満員(といっても3000人位)にすることを目指すほうがいいのではないか。遠くても、自分でチケットを購入して、電車で観戦に来てくれるファンを増やす努力をするべきではないか。
Xリーグに所属する選手としては、そう考えます。
もちろん、東には東の事情があるのでしょうけれど・・・。
来年からは、プレーオフシステムが改革になり、インターリーグでの試合も増える模様。となると、東西間の移動費用もまた負担増加となりますね。
オンワード・ショック以外にも、アサヒビールとアサヒ飲料の合併の噂や、ロックブルはじめ関東チームの解散の噂、ロクでもない話題ばかりが先行してしまっています。
こんなときだからこそ、ライスボウルでは、パナソニック電工に完勝してもらって国内トップリーグの権威を守ってほしいし、協会には積極的な改革案を出してもらいたいと思います。
日本選手権も、ラグビーを倣ってトーナメント方式に改変するとか?
でも、あのラグビーの方式は、トップリーグの優勝を決めた後にマイクロソフトカップという社会人上位チームによるトーナメント、さらに学生の上位校を含めた日本選手権トーナメントと、一時期チャンピオンが3チーム乱立するという、よくわからないルールになっていましたので、あれもやりすぎといえばやりすぎかも。
試合が増えることは、ファン拡大のためにはチャンスだと思いますが。
ライスボウルは社会人vs大学。
この定番が楽しみといえば楽しみだったけど、競技が発展していくためには、
いつまでもこのカードが対等だとダメでしょう。
Xリーグが、圧倒的な差で勝つようにならないとね。