今朝の最低気温は2度で、今季最低を記録した。
いつもと違う寒さを感じ、布団の中で
グズグズしている間に、朝の出足が鈍ってしまった。
気持ちも体も、まだ冬に馴染んでいないようだ。
納屋橋河畔の四季桜は、葉をすっかり落として、
花が目立つようになった。
午後は仲間5人と、日進市のレストラン「あさくま」で、
昼食をしながら駄弁ってきた。
文太、健さんを偲び、映画談義で盛り上がった。
仲間の一人に、いまだに年間50本ほど見る映画少年がいて、
懐かしい題名や俳優の名がポンポンと出てくる。
大河内伝次郎や片岡千恵蔵、阪東妻三郎、市川右太衛門などなど、
映画の全盛期に育ったもの同士の話は、尽きることがない。
家に帰って、仲間から借りたDVD「血槍富士」を鑑賞した。
内田吐夢監督の帰国第1作で、片岡千恵蔵が主演している。
前半のほのぼのとした人情話が一変して、クライマックスの
仇討ちシーンは、迫力があり殺陣も色褪せていない。
古い娯楽映画であるが、主従関係の不条理を説くあたりに、
監督の思いが込められ、新しさすら感じた。
西部劇「シェーン」を彷彿とさせる、ラストシーンも
印象的で、 これを機に映画少年たちの仲間に入りそう。