名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

宿儺(すくな)かぼちゃの定植

2009年05月24日 | セカンドルーム

 

雨の合い間を縫って近所の老夫婦が、トマトの苗にビニールシートの屋根を作っていた。
トマトは雨に当たると、花が落ちたり実が割れたりするのでハウス栽培が多いが、小規模の畑は保温もかねて簡単な覆いをかけている。
まだ気温も地温も低いので、夏野菜の苗はテントで保護されている。


わが菜園もマルチを張って苗の定植を少しずつ始めているが、気温も低いのでスペースが埋まるのはもう少し先になりそうだ。

 
今日は、宿儺(すくな)かぼちゃの苗を、近所の農家から4本頂いたので早速畑の端に定植した。
かなりつるが長く伸びるので、山の斜面に向かって這わせるが、いつも猪の餌食になってしまう。
防護柵を作るのが面倒で、藁や干草で隠しておいても、食べ頃になると先を越されてしまう。
このかぼちゃは、旧丹生川村の特産品で、種も苗も市場に出さない取り決めがあって、一般には手に入らない。
ほくほくした食感と甘みも強く、ヘチマ型のかぼちゃの人気は高まっているが、山の動物たちの大好物でもある。

 2006.9撮影
他の品種と交配すると、ラグビーボールのような形になってしまうので、別の品種と一緒に植えることは出来ない。
以前イノシシ用に、畑の外側に植えておいた坊ちゃんかぼちゃと混ざって、丸みを帯びたかぼちゃが出来たことがある。
結局、坊ちゃんには見向きもせず、すくなの方を食べられてしまったが、美味い不味いを見分けて食べるのは生意気だ。

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