名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

焚き火をしながら薪割り

2011年11月30日 | セカンドルーム

 

焚き火は冬の風物詩で、子供の頃にはよく見かけた。
町なかでも落ち葉を焚いたり、建築現場で大工さんが焚き火を囲む風景が記憶に残っている。
こうした風景も、煙や灰が飛んだり防火上の問題もあって、条例などで規制されるようになった。
山でも自由にテントを張って、立ち木や枯れ枝を燃やして炊飯をしていたが、今なら環境省のパトロールから大目玉を食う。
山里でも野焼きは禁じられているが、草木を燃して灰を田畑に撒いたり、屋外作業で暖を取る程度の焚き火は許されている。
風の強い日や乾燥注意報が出ている時は出来ないが、寒い日に外で仕事をするときの焚き火は、何にも勝る味方になってくれる。
今日も薪割りの合間に焚き火をしたが、炎は体を暖めてくれるだけでなく、心を和ませ疲れも癒してくれる。


薪割りは、ここの物置眠っていた斧を使っていたが、刃が鋭角で軽いため太い丸太は、刃先がめり込むだけで割れなかった。


ドイツのStihl社製の斧を手に入れたが、肉厚で重量が3キロあり、節が多くても太い丸太でも良く割れる。
重い斧を長時間操ることは出来ないので、焚き火にあたりながら休み休みやっている。


丸太を動かす時に使う鳶口も、太い丸太をてこの応用で転がしたり、軽い材を引っ張ったりする時にも使い分けている。


道具に凝る割には仕事が遅く、春木(薪)棚がなかなか高くならない。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山里の柿 | トップ | 電話・リモートサービスを利... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
用途に合った道具は大事ですね、 (Rei)
2011-11-30 20:55:36
都会では焚火をして叱られるのはわかりますが、山里でも駄目なのですね。
野焼きで大事になることもあるからでしょうか。

鳶口、昔は火災などで使ったのでしょう?
初めてみました。
鳶の衆といえば火消しのことですよね。

↓「ユキちゃんは柿がお好き」
返信する
先人の知恵 (山里の住人)
2011-11-30 21:47:46
Reiさん
どんど焼きや虫追いなどの習わし事や、暖を取ったり耕作にまつわる焚き火などは許されているようです。
飛び火による山火事や住宅の火災を恐れてのことです。

火消しやいかだ師が使う鳶口は、直角に曲がって軽量で柄が長いです。使い易い手道具を作った先人の知恵はすごいですね。
返信する
たき火 (ryo)
2011-11-30 21:51:46
たき火って良いですよね。
子どもの頃は庭でもたき火してましたが
いけないのですか?

斧が大きくてびっくりしました。
重そうです。
ドイツの大男が使うような斧ですね~
返信する
焚き火 (志帆)
2011-11-30 22:14:44
焚き火って懐かしいです。炎を見ていると我を忘れます。ストーブの炎を眺めても安らぎますね。
燃やせるものなら燃やしたい物が沢山ありますが、それも出来ず捨てるに捨てられず困っています。

ドイツ製の斧、見るからに迫力がありますね。
いろんな道具があるのですね。
返信する
大男仕様を (山里の住人)
2011-11-30 22:27:42
ryoさん
当時は問題なかったけど、今は条例などで規制されてます。
目に余る野焼きが横行した結果、普通の焚き火まで規制するところが増えているようです。

振り下ろすのは楽だけど、持ち上げるのがちょっと辛いです。
大男仕様を、無理して使ってます~
返信する
炎セラピー (山里の住人)
2011-12-01 09:11:44
志帆さん
類人猿の頃からのDNAを受け継いでいるようで、焚き火は大好きです。
焚き火は、心が安らぐ炎セラピーの効果があるようです。

ゴミで出すより、♪~昨日の夢と 焚き捨てる・・・ 薄煙り~♪ の方がいいですね。

返信する
たき火 (non)
2011-12-01 09:12:46
小学校の頃集合場所で近くのおばさんがたき火をしてくれて、その中に石を入れ、学校までの道のりをホッカイロの様にして温まりながら登校しました。
以前テレビで野焼きは先人の知恵で、
一山野焼きして土を再生するのだそうです。
焼け野原にして後、芽が出て草が生え木が生え森になっていく。いくつかの山をローテーションで利用するんだそうです。
法律による規制も必要でしょうが、
実態をよく調べずになんでも一緒に規制を掛けてしまうやり方は、本当にこれでよいのかと思うことが結構ありますね。
返信する
懐かしい思い出 (山里の住人)
2011-12-01 09:34:26
nonさん
焚き火には懐かしい思い出がありますね。
道端の焚き火や、キャンプファイヤー、飯ごう炊飯など、炎の周りには人が集まり、気持ちも和みました。

飛騨でも焼き畑が盛んに行われ、ソバやアワ、ヒエなどを一定の周期で作っていたようです。
火を熾したり鎮めたりする技も引き継がれないまま、人がコントロール出来ない禁断の火まで使うようになってしまいました。
返信する

コメントを投稿

セカンドルーム」カテゴリの最新記事