焚き火は冬の風物詩で、子供の頃にはよく見かけた。
町なかでも落ち葉を焚いたり、建築現場で大工さんが焚き火を囲む風景が記憶に残っている。
こうした風景も、煙や灰が飛んだり防火上の問題もあって、条例などで規制されるようになった。
山でも自由にテントを張って、立ち木や枯れ枝を燃やして炊飯をしていたが、今なら環境省のパトロールから大目玉を食う。
山里でも野焼きは禁じられているが、草木を燃して灰を田畑に撒いたり、屋外作業で暖を取る程度の焚き火は許されている。
風の強い日や乾燥注意報が出ている時は出来ないが、寒い日に外で仕事をするときの焚き火は、何にも勝る味方になってくれる。
今日も薪割りの合間に焚き火をしたが、炎は体を暖めてくれるだけでなく、心を和ませ疲れも癒してくれる。
薪割りは、ここの物置眠っていた斧を使っていたが、刃が鋭角で軽いため太い丸太は、刃先がめり込むだけで割れなかった。
ドイツのStihl社製の斧を手に入れたが、肉厚で重量が3キロあり、節が多くても太い丸太でも良く割れる。
重い斧を長時間操ることは出来ないので、焚き火にあたりながら休み休みやっている。
丸太を動かす時に使う鳶口も、太い丸太をてこの応用で転がしたり、軽い材を引っ張ったりする時にも使い分けている。
道具に凝る割には仕事が遅く、春木(薪)棚がなかなか高くならない。
野焼きで大事になることもあるからでしょうか。
鳶口、昔は火災などで使ったのでしょう?
初めてみました。
鳶の衆といえば火消しのことですよね。
↓「ユキちゃんは柿がお好き」
どんど焼きや虫追いなどの習わし事や、暖を取ったり耕作にまつわる焚き火などは許されているようです。
飛び火による山火事や住宅の火災を恐れてのことです。
火消しやいかだ師が使う鳶口は、直角に曲がって軽量で柄が長いです。使い易い手道具を作った先人の知恵はすごいですね。
子どもの頃は庭でもたき火してましたが
いけないのですか?
斧が大きくてびっくりしました。
重そうです。
ドイツの大男が使うような斧ですね~
燃やせるものなら燃やしたい物が沢山ありますが、それも出来ず捨てるに捨てられず困っています。
ドイツ製の斧、見るからに迫力がありますね。
いろんな道具があるのですね。
当時は問題なかったけど、今は条例などで規制されてます。
目に余る野焼きが横行した結果、普通の焚き火まで規制するところが増えているようです。
振り下ろすのは楽だけど、持ち上げるのがちょっと辛いです。
大男仕様を、無理して使ってます~
類人猿の頃からのDNAを受け継いでいるようで、焚き火は大好きです。
焚き火は、心が安らぐ炎セラピーの効果があるようです。
ゴミで出すより、♪~昨日の夢と 焚き捨てる・・・ 薄煙り~♪ の方がいいですね。
以前テレビで野焼きは先人の知恵で、
一山野焼きして土を再生するのだそうです。
焼け野原にして後、芽が出て草が生え木が生え森になっていく。いくつかの山をローテーションで利用するんだそうです。
法律による規制も必要でしょうが、
実態をよく調べずになんでも一緒に規制を掛けてしまうやり方は、本当にこれでよいのかと思うことが結構ありますね。
焚き火には懐かしい思い出がありますね。
道端の焚き火や、キャンプファイヤー、飯ごう炊飯など、炎の周りには人が集まり、気持ちも和みました。
飛騨でも焼き畑が盛んに行われ、ソバやアワ、ヒエなどを一定の周期で作っていたようです。
火を熾したり鎮めたりする技も引き継がれないまま、人がコントロール出来ない禁断の火まで使うようになってしまいました。