名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

越前海岸から若狭湾へ

2022年09月27日 | 旅行


今朝は、宿を後に越前海岸河野浦にある北前船主
「右近家」を訪ねた。



江戸時代から明治にかけて、大阪〜蝦夷地の日本海を北前船で
各港を廻り手広く商いをしていた。



全盛期には、八幡丸を始め30余隻を所有していた。



公開している屋敷は、江戸時代の仕様を明治に建て替え、現在も
豪壮な構えに往時の繁栄の様子が窺える。









背後の崖の上には、西洋館や東家も建てられ、眼下の河野浦や
日本海の眺めが素晴らしい。









西洋館へ行くには急な坂道や石段の上り下りがあり、さぞ日常の暮らしは
大変だろうと思ったが、素晴らしい日本海の眺望は何にも代え難い。







河野浦には右近家を始め、中村家、刀祢家など船主や船頭・水主の屋敷が
点在していて、「北前船主通り」と名付けられ散策ができる。







荒々しい奇岩や巨岩の点在する海岸線を南下して、次の訪問地の若狭湾へ向かった。



レインボーラインを走り、三方五湖や若狭湾を眺望できる山頂公園を訪れた。





駐車場から行きはリフト帰りはケーブルカーを利用した。






山頂公園では、テラス席やハンモック、足湯などでくつろぎながら、
食事や景色が楽しめる。



連休明けで混雑することもなく、海を堪能することができた。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
北前船 (Rei)
2022-09-27 21:43:15
日本海の荒波をものともせず航行の北前船、
「右近家」を筆頭に船主たちは勇気ある人たちですね。
優秀な船頭、水主たちもいたようです。
ほぼ時代小説の知識です。
リフト、ケーブルカーと観光にも申し分ないですね。
苔むした石垣?は年輪を感じ風情満点、
どの写真も魅力的です。

「荒海や佐渡によこたう天の川」
芭蕉が詠んだように日本海は荒々しいイメージですが・・・
この日は穏やかなようでしたね。
ありがとうございました。
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うっとり (ryo)
2022-09-27 21:52:02
当時の時代にまで夢を馳せながら
じっくりと拝見しました。
何度も後戻りしながら江戸時代から明治
への歴史を見せていただきました。
時代物ばかり読んでいる私にとって
本当に興味深い写真とコメントです。
この時代にタイムスリップしました。
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日本海 (nko)
2022-09-27 23:16:07
Reiさん
板子一枚下は地獄と言われた時代に、それを乗り越え
て財を成した人達の足跡に感動しました。
知多半島の廻船問屋の屋敷跡を見学し、貴重な資料も見ました。
当時は人力と風の力だけで大きな船を操った技術と
勇気は凄いと思います。
青空は無かったけど静かな若狭湾の風景は絵のよう
にきれいでした。
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タイムスリップ (nko)
2022-09-27 23:35:07
ryoさん
屋敷の内部や調度品、資料などは撮影禁止でしたが、
よく維持管理されていることに感心しました。
貴重な文化財が散逸することをよく聞きますが、
建物も資料も往時のままに保存されています。
私も北前船の時代にタイムスリップした気分で
見学しました。
興味を持ち、じっくり見て頂き嬉しいです。
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