名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

街の書店

2024年07月06日 | 遊び


今日は二十四節気の小暑で、梅雨明けが近く、徐々に暑さが
増してくる頃を指す。


暦とは裏腹に朝から青空が広がり、蒸し暑い一日が始まった。
季節のずれが大きく、3日連続の猛暑日となった。


今日の中日新聞に「街の書店どうなる?」の記事が出ていた。
書店がない自治体が増えている一方で、新しい形態の書店の出現や
ネット販売の増加などの動きを紹介している。

先日も、減少する街の書店を支援するため経産省が「書店振興プロ
ジェクトチーム」を設置するとのニュースが流れていた。 


PJチームを設置する背景には、全国の自治体のうち約4分の1は
すでに書店がなく、多くの人が本と出会う機会を失い、地域による
文化格差が生じているなどの深刻な危機感がある。

そう言えば、近所にあった小さな本屋は次々に廃業し、それに
変わって大型書店が進出してきた。

これは本屋に限らず、町の八百屋や魚屋、薬屋などが無くなった
現象と似ている。

社会構造や消費者ニーズの変化に対応出来ない業種に、国のプロ
ジェクトは、どんな手を差し伸べるのか興味深い。

近くに大型書店があるので、今のところ不便はないが、大型店
だからといって、求める本の在庫が常にある訳ではなく、注文
すると1週間ほどで取り寄せてくれるが、再度行く手間がかかる。

Amazonは朝注文すると、早い時は夕方には届く。
本屋の書棚を見て回る楽しみはないが、このスピードと品揃えの
豊富さに驚く。

雑誌も本屋でなく、ネットで読み放題の
「Dマガジン」を利用して
いる。

雑誌一冊分ほどの値段で、1000誌以上の週刊誌や月刊誌、専門誌などの読み放題のメリットは大きい。

魅力ある書店作りに政府が応援するのは賛成だが、アマゾンの
サービスや電子ブック普及の勢いに、町の本屋さんはどれだけ
対応できるのだろうか。
コメント (2)
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