
堀川の洲崎橋から尾頭橋あたりにかけて行われている
護岸工事が、今も続いている。

下流から順次進められているようで、すでに完成している所や、
未着工部分などが混在している。

災害対策やヘドロ浚渫のために、護岸工事は欠かせないようだ。

川底に堆積したヘドロを浚うと、老朽化した護岸が
崩れるので、堀川浄化が進まないとのこと。

両岸に材木問屋や製材所が並び、筏がたくさん浮かんでいた頃に比べると、
川幅がずいぶん狭くなったように思う。

玉石積みやレンガ積みなど、古い遺構もところどころに残っている。
護岸が完成した両岸は、早くもヘドロ色に染まり、緑も消えてしまった。

かつて、お花見の名所と言われた堀川堤は、
コンクリートに覆われていく。