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名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

円空作「大護法善神像」の模刻

2018年02月18日 | 趣味


2月18日ごろは、二十四節気の雨水で、
水ぬるみ草木の芽が出始めると言われる。


↑納屋橋の四季桜
都会にいてその実感はないが、陽射しの強さや昼の長さで、
少しばかりは感じている。



江南市音楽寺所蔵の、円空作「大護法善神像」
の模刻を始めた。



護法善神は仏法を守護する神のことで、右手に
金剛杵を持ち、左に太刀を携えている。

山門の仁王像に代表されるように、睨みを
利かせて悪者の侵入を防ぐ像である。



この大護法善神像は、翁のような穏やかな表情がユニークで、
目の下の膨らみや深く刻まれた皺が、独特な味を出している。

胴体と顔の荒彫りをしたところで日が傾き、
今日の作業を終えた。

実物を見たときの印象と、写真をもとに彫っていくが、
円空の味を少しでも出してみたい。
コメント (2)
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