名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

新米を手土産に名古屋へ

2009年10月21日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、せせらぎ街道の紅葉のトンネルをくぐって名古屋へ来た。

標高の高い西ウレ峠あたりがちょうど見ごろで、カツラやカエデ、ナラ、ウルシなどで山が見事に染まっていた。

 


順次麓へ下りて来るので、11月上旬までは楽しめそうだ。

 
いつものように街道沿いの手打ちそば処「清見庵」に立ち寄った。
周りの紅葉を借景に、空気が冷たく感じるテラスで食べるそばは旨かった。
冷涼な空気はそばの香りを引き立て、錦に染まった山は素朴な味に彩を添えてくれる。
単純な料理は、雰囲気が味を引き立てるようだ。

新米を手土産に名古屋へ来たが、田舎のおじいさんが町に住む子供達の喜ぶ顔を見たくて、重い米を担って来る姿を連想した。
一度も米作りの手伝いに来なかった通い妻は、「やっぱり新米は美味しいわね」と、クールにつぶやいていた。
無農薬だとか天日乾燥だとかの講釈をたれたり、田植も稲刈りも手仕事で苦労したことを強調していたわりには、「美味しい」の中身が伝わっていないようだ。
それでも皆から美味しいといわれると、また担って来ようと思ってしまう。

コメント (8)
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