京都つれづれなるままに

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西福寺 秋季京都非公開文化財特別公開⑦

2018年11月12日 06時10分09秒 | 日記
西福寺は、嵯峨天皇の時代に弘法大師空海が地蔵堂を建立し、自作の土仏の地蔵菩薩を安置したのが始まりの古い寺院です。
この鳥辺野あたりは、平安時代から風葬の地でこの世とあの世との境「六道の辻」と呼ばれています。







嵯峨天皇の妃、檀林皇后は、弘法大師に深く帰依し、正良親王の病気平癒を祈願し、無事に成長、仁明天皇として即位されたことから、六道の辻地蔵尊を子育地蔵呼ばれ厚く信仰されています。

ご本尊は平安時代の仏師春日の阿弥陀如来坐像です。

寺宝として、洛中洛外図屏風(江戸時代後期)、檀林皇后九相図絵(九相図は、人が亡くなってから腐敗し土に還っていく様子を描いた図で美女が描かれることが多いそうです。修行僧の煩悩を断ち切るためだそうです。
檀林皇后は、自分が亡くなった後には風葬し、その様子を描くように自ら指示したとされています。
他に、南瞻部州(なんせんぶしゅう)万国掌菓之図、海北友松筆「布袋図」があります。






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