道明寺で国宝の十一面観音立像を拝んだ後、近くの道明寺天満宮に来ました。
天満宮だけに神さまの使いの牛があちらこちらに居ますが、こちらの牛はちゃんと屋根付きの祠に居られ快適な環境ですね。
もちろん全てではなく"撫で牛"のように屋外の牛も居ます。
先日の記事の道明寺はこちら天満宮の神宮寺で、かっては同じ境内にありました。
道真公の叔母の覚寿尼がこの地に住まわれていて、度々こちらを訪問されていたよです。
右大臣にまで出世しますが藤原時平の讒言により太宰府に左遷される際にもこちらに立ち寄られ、覚寿尼と別れを惜しまれました。
淀川を下る舟で
「世につれて 浪速入江も にごるなり
道明らけき 寺ぞこひしき」
と詠まれ余程この地に思い入れがあったのでしょう。
本殿の裏には道真公が愛した梅苑が広がり新春には紅白の梅が咲き誇ります。
また、境内には三塚古墳周濠から発見された修羅の復元品が展示されています。
最後に御朱印を授与して頂き家路につきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます