愛宕神社は京都の方なら誰もが知る防火・火伏の神さまをお詣りする全国愛宕神社800余社の総本宮です。
登山道から見える景色も登山の楽しみのひとつです。
十七柱をお祀りする奥宮社。
三柱をお祀りする若宮社。
特に千日詣は名高く7月31日から8月1日にかけて参拝すると千日分の御利益があると言われ、毎年数万人もの人々が参拝します。
鳥居本の一ノ鳥居の横を通り過ぎ、清滝の二ノ鳥居前から登山道が通じています。
標高が924mあり観光気分で登れる山ではないです。
丁石が置かれ、愛宕さんまでの目安になります。
"お伊勢さんへ七度 熊野へ三度 愛宕さんへは月参り"と古歌にあるように、かつての賑わいの跡が登山道に多く残ります。
登山道から見える景色も登山の楽しみのひとつです。
約1時間半でようやく総門(黒門)まで来ましたが山頂まではあと1/3近くの行程があります。
2時間の目標で登り始めましたが30分近くオーバーしてしまい気持ちはまだまだなのですが体力の衰えを感じてしまいます。
やっとの思いで社務所の前まで来ましたが本殿までには"心臓破り"の長い石段が待ち構えています。
這う様な気持ちで、ようやく拝殿に。
念願だった愛宕さんにお詣りでき、しばしの充実感を味わいました。
五柱をお祀りする本社。
十七柱をお祀りする奥宮社。
三柱をお祀りする若宮社。
参拝の後、御朱印を三種類、授与して頂きました。
最初の"愛宕大神"のみが手書きで、後の二枚は書置きです。
大河ドラマ「麒麟がくる」に因み明智光秀公の歌の御朱印も、、、家紋の桔梗も、、、
大河では愛宕さんでの連歌の会のシーンもあるのでしょうか?楽しみが膨らみます。
下界に見える蛇行している川は桂川でしょうか?
平地とは10°Cの気温差がある山頂。まだ八重桜が残っていました。
由緒書きの一部です。
帰りは違うルートで下山。
法然上人ゆかりの月輪寺へと向かいます。
良かったです、見せてもらえて。
あー私も京都行きたい病です。