京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

だるま寺(法輪寺) 芙蓉の花

2018年09月12日 17時40分28秒 | 日記
9月22日は円町にある法輪寺(だるま寺)を訪れました。
山門を入ると芙蓉の花が迎えてくれます。







達磨大師はインドから中国に禅宗を伝えた方で、日本では「だるまさん」として親しまれています。



「七転八起」とは、倒れても自力で起き上る力のことで、転んだ力の大きさで起き上がり無抵抗の力で、苦にもめげず楽にもおごらない、一貫した忍苦の人間生活のシンボル的な言葉です。

境内には多数の堂宇がありますが、衆聖堂には楠の一本作りの大達磨立像が天井には達磨天井が描かれています。





二階はキネマ殿になっており、尾上松之助、牧野省三、大河内伝次郎、田中絹代の各氏など映画関係者のご位牌がお祀りされています。

本堂は享保3年(1718)の創建で正面には「転法輪」の山額が掲げられており、車の輪が廻るように、仏法を説いて止めてはならむさぬ。仏法を行じて絶えてはならぬ。という意味が込められているそうです。







庭園には紅葉も植えられており秋の錦秋が楽しいです。

最後に僕が好きな禅語をご紹介します。大徳寺大仙院の閑栖ご住職もお好きな言葉です。
人は、常に自分を戒めないと、つい奢ってしまいまう生き物ですね!


ねねの道に佇むわらび餅の名店「洛匠」

2018年09月12日 17時37分57秒 | 日記
9月1日の最終は東山ねねの道にある「洛匠」さんでひと息しました。
ねねさんがお住まいの圓徳院から秀吉の菩提を弔うため向かいの高台寺まで毎日通ったことから"ねねの道"と名付けられました。その"ねねの道"の大雲院と高台寺との中間に「洛匠」はあります。





この界隈は八坂神社、円山公園から清水寺へと続く人気スポットだけに外国人観光客が凄く多いです。
店内が満席の場合、南側の庭に椅子が並べられており席が空くまでこちらで待ちます。
素晴らしいお庭を眺めながらですので待ち時間も気にやらない仕掛けです。







春は桜、山吹、つつじ夏は菖蒲、秋は紫式部、石蕗、冬場は椿と四季の花が咲きます。そして、池には錦鯉が優雅に泳いでいます。

さて、こちらの名物は草わらび餅で、宇治小山園の抹茶と良質なわらび餅粉を使った逸品で人気があります。
今夏は、お抹茶と羊羹のセットをお願いしました。羊羹は竹筒に入っており、笹の葉で閉じられています。外はまだ暑いのですが、お抹茶を頂くとなぜかほっとするから不思議です。





ほっこりとした気分でお店を後にし帰路につきました。
京都東山のランドマークのひとつ南座の改修工事がほぼ終わり、外観が現れて来ました。今年の年末恒例の吉例顔見世興行が久しぶりに南座で行われます。


リニューアルした堂本印象美術館

2018年09月12日 17時21分46秒 | 日記
9月1日に「旧邸御室」を見学した後に立命館大学の前にある堂本印象美術館を訪ねました。本来ならリニューアルオープンした企画展に来たかったのですがタイミングが合わずに今日になった次第です。





印象は京都画壇の重鎮だけあって彼の作品をいろいろな場所で目にします。東寺の迎賓館的な施設、小子坊の襖絵や東福寺法堂の龍の天井画、西芳寺(苔寺)の襖絵、智積院の書院などがまず思い出されます。

こちらの美術館は外観、内装のドアノブやライトに至るまで全てが印象の設計した彼の集大成の館です。





平成3年(1991)8月に所属作品とともに京都市に寄贈され、翌年4月に京都府立堂本印象美術館として開館しました。平成29年(2017)1月から翌年3月まで大規模な改修工事が行われました。

展示室は撮影出来ませんので、ご了解下さい。