高校公民Blog

高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)教育に関連したBlogです

絶対評価 1 到達基準の明示

2009-08-15 00:30:41 | 授業・教科指導

到達基準を客観的に明示する

本当の絶対評価は、外部試験である。これは当然である。私たちがやっている評価はしょせん、似非絶対評価である。
 各種の検定試験、センター試験、という形式こそ絶対評価のためには、必要条件である。それをふまえて、しかし、私たちの評価に絶対評価の要素をいかにいれてゆくか、という努力はじつは絶対的に必要だ。
 さて、現在私は、自分の中で絶対性を入れられる限り入れようとしている
 絶対評価を絶対的に行うためには、まず、到達基準を客観的に明示することだ。
 私は、授業態度をしたがって評価からはずしている。到達度を明示できないからだ。

「提出物」
「テスト」
「コンテスト」
「発言」

最後の発言には注をつける必要がある。私は、懸賞を付けて発言を公募する。
ニンジンをぶら下げるのだ(笑)。あるときは、

「木村を黙らせろ」

という時もある。木村があらゆる反論をする。逆に、木村があらゆる正当化をする。それを反駁するのだ。矛盾を見つけて論証するのだ。

ともあれ、現在、
以上の要素をこのように組み上げて成績をつけている。

テストは100点×2=200点満点
提出物は、各回に点数を明示しており、大体50点から55点の間になる。
そして、コンテスト関係は、テスト点に加点する。
面倒なので、方程式はここでは略するが、全部で100点になるようにする。
すると、おおざっぱに

テスト点は合計の約4分の1
提出物点はそのまま加点

という合計が

0点~24点   
25点~44点  2
45点~64点  3
65点~84点  4
85点以上    5

となる。
自分で計算できる。木村は全部エクセル処理している。
レポートは全部点数化して返却している。
テストも返却している。
コンテストの投票用紙も、ノミネート点も全部お返ししている。
前期の期末後、生徒が私の所へと確認にきた。私がまちがってつけていることが判明した。

「先生おかしいですよ」

「えっ?!」

背中を冷や汗が流れる瞬間だね(笑)。


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