高校公民Blog

高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)教育に関連したBlogです

どうして人はフィギュアをラブ?――愛について 2

2012-01-26 02:19:32 | 倫理の授業

フィギュアを愛する人がいるよね。

「嫁」って呼んでいる人を私は知っています。何で、フィギュアを愛するのかしら?

フィギュアは、かなりなまなましく存在することは私ももちろん知っています。最近は本当に精巧にできています。かわいかったり、セクシーだったりすることを否定はしませんよ。しかし、それにしても、

「たかだか人形でしょ?」 

 

と考える人は多いと思います。

というより、それを、何か異常なように見る人がいるのだけど、どうして、異常なように見るのでしょうか? こっちも疑問といえば、いえますよね。

フィギュアをラブしている人がみているそれと、たかだか人形でしょ?とみているそれは、同じ存在なのでしょうか?

 

実は、私には、キャーキャーいってやれ韓流スターやAKBやらを追いかけている追っかけも、恋人DVも、フィギュアラブと同じだとみているのです。全く同じです。

 

この二つの質問に答えてください。



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4 コメント

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Unknown (会長)
2012-01-26 09:48:11
フィギュア好きな私が通ります

あれですよ、アニメとか見て自分が気に入ったキャラを欲しいという独占欲です。
私は、転売の道具になるんで。。。


AKBの場合は違うと思います。
元々は、オタク文化なんですよあれ
会いに行ける言うのも、オタクだから売れる寸法なんすよ
独占欲から自分だけのアイドルってね

でも、流行に乗ってからマスゴミのお蔭だと思います。マスゴミに操られる若者ですから。
あと、
プロデューサーが秋元だからってのもありますね。昔からのファンは、秋元がなんか始めたって理由で知ったかたが多かったり。。。


まぁ、AKBはマスゴミで売れた
フィギュアは悩まなくても売れる


ですね。海洋堂さんの商品やリボルテック商品は高くても予約がはいりますからね。


最近では、桃色クローバーがじみに人気だったり
あとは、きゃりーぱみゅぱみゅ も人気ですね。
きゃりーぱみゅぱみゅは、モデルなだけに綺麗だし、桃色クローバーも可愛い子集めてます。


最後に、音楽です
K-popが売れた理由は、日本にない文化。
だけど、懐かしいテクノの音がする。
って理由ですかね。結構若者のファンは、ミーハーが多いですね。おっさんに人気ですよ!

中田ヤスタカって人が作る曲が売れるのもそういうわけですね
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本当は・・・ (setuna)
2012-01-27 00:44:08
 愛って、実は誰も他を愛していないんじゃないかという事実があるように思えます。

 若い人なら「そんなことない!私は何が何でも彼を愛してる!」って言うかもしれません。

でも、前スレの「この人」も「フィギュア」も、対象物を愛しているようで結局愛しているのは自分でではないでしょうか?

 フロイトなら自分の気付かない欲望を「無意識」って呼ぶでしょう。何故、好きなの?って聞かれて明確にこれと答えられる人はいません。
ただ、何故か好きだからと答えるしかないのです。
 その時に、リビドーが向くのが何なのかということではないでしょうか?自己リビドーなのか対象リビドーなのかという力の駆け引きの問題であって、誰かを愛するということが同義に自分を愛するのだとしたら、前スレの「この人」が愛するたびに変わったとしてもおかしくはありませんし、「フィギュア」を愛することも投影された自己愛なのだとしたら、生身の人間を愛することと変わりはありませんよね?


だから、女子はリアルに男子の身体を知らなくても想像しなくても、「愛」や「恋愛」の名の元にセックスができるし、一方で男子も「愛」というものが不確かでもリアルな女子を妄想するだけで厚意に及ぶことができます。

異常だと判断されるのは、「抑圧」があるからではないでしょうか。社会的な抑圧。正常であることへの抑圧。男は女を、女は男をそれも生身の人間を愛さなければいけない抑圧の強さ故、異常だと言われるのではないでしょうか。

アンドロギュノスは引き裂かれたもう一人の自分を探し求めます。でもそれって、自分以外の誰かではなく、結局もともと自分を愛するために自分を探しているのです。

しかし、それでも、誰かを愛おしいと思うことを、自分を愛しているからなんて、誰も思ったりしないのです。そんなナルシスチックな自分を許せないでしょ?だから、あなたを愛しているって「この人」や「フィギュア」に向かって言うのではないでしょうか?
返信する
付け足し (Kimura Masaji)
2012-01-29 22:04:04
setunaさんのコメントに少々つけたしをします。この疑問を私たちは考えてみたいと思いますね。フィギュアを愛している人と、それを、気持ち悪い、とみている人ははたして同じ世界を生きているのか、ということです。もちろん、空間は共有しているのです。どこか、違う空間にいるのではありません。リアルという点では、いっけん同じです。会長さんがお書きになった例をも、購入者とそれを外から見て「気がしれない」と考える人間がはたして同じ空間で生きているのか、ということです。もちろん、その空間をちがえる「敷居」は、あるけど、ない、というそういう形であるんですけど。
返信する
深層か真相 (こりごりん)
2012-03-05 04:12:52

深く意味を考えれば真相にたどりつくというものでもないかもf^_^;
なんらかの合理的利用価値を見出だしちゃったには違い
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