今年4月に出版された本。
いろんな人がオススメしていたので
自分としては、いつ購入してもおかしくない本だったのですが
ようやく読むことができました。
プロ野球の世界
華やかな一軍
その影に隠れ、取り上げられることも少ない二軍。
その二軍という組織を指導する監督(コーチ等の指導者含む)の現実を紹介している本です。
二軍という組織は、チームが勝つことが最大の目的ではなく
一軍が勝つため、一軍で活躍する選手を育む組織。
もちろん大半は、若手選手であるのですが
そこは、ベテラン選手の調整の場でもあり。
非常に厳しい、難しい役割を担っているなと思いました。
特に、最近の若い選手への対応は、いろいろと難しいようです。
プロ野球界に、一般社会(企業含む)と同じ、若者への教育に対する苦悩を見ました。
ちなみに
一昨年のドラフトで、西武ライオンズに1位指名され入団した
甲子園を沸かせた某投手と
当時(昨年)の二軍打撃コーチの軋轢により起きたアノ事件
真相かどうかはわかりませんが、詳しく記述されています。
この本に書かれていることが本当なら
アノ投手は、絶対に大成しないと思います。
プロ野球二軍監督~男たちの誇り
読書期間:8月30日~9月9日
評価:4.3点(5点満点)