福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督が
今シーズン限りで辞任することを発表。
ホークスを率いて14シーズン目。
遂に、ユニフォームを脱ぐことになりました。
今更説明するまでもないですが、かつてこの方は、世界で一番ホームランを打った選手でした。
ただ、半兵衛は彼の現役時代のことは、ほとんど記憶にありません。
だけど
背番号1
一本足打法
ホームラン数世界一
という「1」と数字と繋がっている部分にスター性を感じ、ずっと好きで応援してきた人。
(あのバッティングフォームだけは、何度練習しても会得できなかった。。。)
1980年に現役引退後は、読売ジャイアンツで唯一となる助監督を勤め、監督になるための英才教育を受け、1984年に監督就任。
だけどジャイアンツで監督を務めた5年間は、リーグ優勝が1回のみ。
選手時代に残した成績と比べると、寂しい感は否めませんでした。。。
そんな彼が1995年に福岡ダイエーホークス(当時)の監督になると聞いたとき
ウソだろ
本当にそう思いました。
だって、長嶋茂雄と並ぶ、ジャイアンツの歴史に残る名選手がジャイアンツ以外のチーム、それも当時今ほど人気もなかったパリーグの、しかもホークス(当時は下位争いをしていた)の監督になるなんて。。。
だけど、彼はホークスの監督に就任して数年経った後、とあるテレビ番組で言ってました。
ジャイアンツの監督時代、批判されて辛いことばかりだったけど
今は、仕事が本当に楽しい。
勝ち負けに関係なく、野球を楽しくやらせてもらってます。
もう、ジャイアンツの監督はやりたいとは思わないけど
ホークスの監督は、可能な限りやっていきたいと思ってます。
当時かなり視聴率をとっていた、この番組での彼の発言
ジャイアンツのOBとは思えないものでした。
だけど、この言葉でますます彼のことが好きになったような気がします。
ホークスでは、3度のリーグ優勝、2度の日本一。
第1回ワールド・ベースボール・クラシックの優勝監督にも輝きました。
監督としても、輝かしい結果を残したと思います。
彼がユニフォームを脱ぐこと。
とっても寂しい気持ちもありますが、体調が思わしくないようでもあるので、仕方ないと受け止めるしかありません。
これまで、お疲れさまでした。
そして、本当にありがとうございました。
王貞治さん!