【第一次大戦の教訓 8時間労働制】
100年前の7月、史上初の世界大戦である第一次世界大戦が起こりました。
その世界大戦の講和条約であるベルサイユ条約に基づいて発足したのが国際労働期間(ILO)です。
ロシアの革命政府が「勤労し搾取されている人民の権利宣言」を発表し、8時間労働制や労働者の権利を保障する政策を次々に打ち出したことが影響を与えています。
ベルサイユ条約第13編には「世界平和は社会正義を基礎とする場合においてのみこれを確立し得べきものとなる」と宣言されています。
劣悪な労働状態は社会を不安に陥れ、世界平和を危うくするから労働条件の国際基準を定めて各国に守らせる必要がある、というのが第一次世界大戦の教訓でした。そのためのILOです。
ILO発足後、総会で最初に採択された1号条約は労働時間の上限を1日8時間、週48時間と定めました。
日本は95年たった今でも国内法と合わないことを理由に批准していません。
具体的には労働基準法第36条や裁量労働制の存在。
36条は労使が協定を結べば法定労働時間を超えて残業させることができる規定です。いずれも長時間労働を正当化し、過労死を生む温床となっています。
安倍政権は「労働時間の長さと賃金のリンクを切り離した『新たな労働時間』制度」と称して、何時間働かせても残業代を払わなくていい制度を導入しようとしています。
裁量労働制も拡大しようとしています。
ILOの1号条約は一顧だにされていません。劣悪な労働条件が社会の存続と平和を危うくすることを、安倍政権は歴史から学んではいないようです。
かえるネット木津川南では、青年実態アンケートと学費・アルバイト実態調査アンケートを集めています。
集めたアンケートは、行政交渉や国会へ届け、政策にも活かしてきます。
アンケートは以下からお答えいただけます。無記名でも構いません。
若い世代の実態アンケート
学費・アルバイト実態調査
100年前の7月、史上初の世界大戦である第一次世界大戦が起こりました。
その世界大戦の講和条約であるベルサイユ条約に基づいて発足したのが国際労働期間(ILO)です。
ロシアの革命政府が「勤労し搾取されている人民の権利宣言」を発表し、8時間労働制や労働者の権利を保障する政策を次々に打ち出したことが影響を与えています。
ベルサイユ条約第13編には「世界平和は社会正義を基礎とする場合においてのみこれを確立し得べきものとなる」と宣言されています。
劣悪な労働状態は社会を不安に陥れ、世界平和を危うくするから労働条件の国際基準を定めて各国に守らせる必要がある、というのが第一次世界大戦の教訓でした。そのためのILOです。
ILO発足後、総会で最初に採択された1号条約は労働時間の上限を1日8時間、週48時間と定めました。
日本は95年たった今でも国内法と合わないことを理由に批准していません。
具体的には労働基準法第36条や裁量労働制の存在。
36条は労使が協定を結べば法定労働時間を超えて残業させることができる規定です。いずれも長時間労働を正当化し、過労死を生む温床となっています。
安倍政権は「労働時間の長さと賃金のリンクを切り離した『新たな労働時間』制度」と称して、何時間働かせても残業代を払わなくていい制度を導入しようとしています。
裁量労働制も拡大しようとしています。
ILOの1号条約は一顧だにされていません。劣悪な労働条件が社会の存続と平和を危うくすることを、安倍政権は歴史から学んではいないようです。
かえるネット木津川南では、青年実態アンケートと学費・アルバイト実態調査アンケートを集めています。
集めたアンケートは、行政交渉や国会へ届け、政策にも活かしてきます。
アンケートは以下からお答えいただけます。無記名でも構いません。
若い世代の実態アンケート
学費・アルバイト実態調査