今年最後の「相棒」でした。と言ってもお休みするのは一回だけ。1月1日は水曜日なので、しばしのお別れと言った所でしょうか。
さてさて、「杉下右京の秘密」はあっという間に暴かれてしまいましたね。
だけど右京さんのパパっぷりは良い感じでした。
最後に
「僕も楽しんでいたのですよ。」と言う言葉が出て来て、これが本当の秘密だったりしてなんて思ったのですが、考えてみたら冠城が暴きたがっている右京の本当の秘密って、何で離婚したのかでしたね。本当は、それを指して言っていたのかしらね。
ところでお話の本編の部分は、根拠ない段階で、お巡りさんはかなりの怪しさでしたよね。ストーカーだったとは !
良い人が良い人のまま終わると言うのは、ある意味、そっちの方がフェイクに感じたりしませんか。
映像で見せる推理ものは、本当に難しいと思います。クローズアップ度や登場回数が多いと、疑わしい理由の一つになってしまうのですものね。
そしてあの造園業(?)の社長も、あのセリフから怪しく感じてしまいました。
「鍵は私だけが持っている。」
外の鍵は壊れていて、誰でも出入りできたとうような事も言っていたように思うのですが、でも関わりがあるのは他には彼だけ。出てきた時から怪しさがいっぱい。
そしてやっぱり怪しいと思っていた人が裏の元締めと言う犯人でした。
先に掴まってしまった殺人の実行犯の男に向かって、「クズ」とののしる社長に右京は、あなたはそのクズに群がる害虫だ。今すぐにでも駆除してやりたいと激昂するのでした。
だけど私、このセリフからも、このシーズンの右京さんは静かにキャラ変しているように感じてしまうのですよね。これも長いシーズンでもあり、ライターさんが変わっていくという所に、その杉下右京の(キャラ変の)秘密があるのかも知れませんね。
しかしですね、ここに出てきた大人は、子供の言う事を信じなさすぎですよね。
子供の目から見えたそれはいったい何だろうかと、普通は真剣に考えたりしませんか。もしも妄想をこんなに繰り返して人に語ってしまうならば、それはまた別の問題で、病院などでほんの少しだけカウンセラーなどを受けた方が良いと思いますよね。
お母さんがストーカー被害にあって、あの子自身も怖い目にあっているので、何か妄想と現実がごちゃごちゃになってしまうこともあるじゃないですか。
名前を呼んで制止し注意するなんて問題じゃないですよね。しかも妄想だったとしたら、人が殺されるそれなんですよ。こんな心配な事は無いですよ。
すみませんねぇ、細かいところが気になってしまうのが、私の悪い癖なんです。
だから右京は、ストーカーから守ると言う意味もあったけれど、細かい事が気になる人だからこそ、彼が見たものを信じて調べようとしていたってわけですね。
じゃあ、テレビ前の「相棒」クラスタの皆さんは、皆安心な大人ですね(笑)
皆さん、ある部分ではおおざっぱでも、変な所で細かい所をお持ちでしょう^^
だけど今回の一番の感想は、シングルマザーの里美さん、男運が悪すぎって事なのよね~。
祐太君の本当のお父さんも、暴力を振るう人だったというし、次の逮捕された男もDV男。そして新しい街で親切にしてくれたお巡りさんはストーカー。
もう、男なんか男なんか男なんかいらーん!!
ってなっちゃいますよね。
悪をやっつけてくれた右京さんに、裕太君は
「本当のお父さんになってくれたらなぁ。」と言います。
「裕太ったら。」みたいなことを里美さんは言うでしょう。
普通はここは、ちょっと色っぽい展開か、ちょっと色づく雰囲気にもなるのだけれど、里美さんには右京さんは眼中にもないという感じでしたよね。残念な感じもしましたが、年齢の差がねと言ったら、相当失礼かしらm(__)m
だけど、「お父さんにはなれません。だからこれからは君がお母さんを守るんですよ。」の右京の言葉に頷く子供の姿を見て、嬉しそうな顔をしたお母さんの笑顔は素敵でしたね。
と言うわけで、再来週の来年の「相棒」では、瀧本美織ちゃんがゲスト。
ライターさんは、私にはちょっと相性が悪い方ですが、偏見は持つまいと思っているので楽しみにしています。
またよろしくお願い致します。