姉の蝶子さんが「運命のように君を愛している」と言うドラマを見て、チャン・ヒョクに嵌ってしまいました。どうりで好みで無いはずのジャンルである「ボイス」も食い付いて来たわけだと納得しました。
それで、彼の出ていたドラマを検索してみると、なんとなくいい感じのタイトルのドラマが出て来たので、教えてあげたのです。でも私はそこまで彼に嵌っていたと言うわけではなかったので、一緒に見始めると言う事もなかったのでした。
ところがこのドラマは、GYAOで18日までなんです。
期間が迫っている・・・・つまり期間限定で視聴可と言うわけで、その「期間限定」「今だけ」と言うのに弱いのは主婦のサガでしょうか。
さほど見る気もなかったのに、それもあり蝶子さんの
「まだ見始めてないの?」と言う見て当然でしょうと言う発言もありで、見始めてみると、やはり一気見の暴走は止められませんでした。
朝鮮王朝第4代世宗イ・ドの時代のハングルの創製と公布までの物語。
今まで私は、文字の創製に想いを馳せた事などあっただろうかと思いました。
ドラマ内でも文字と言うものは、何世代の時を超え人々に伝えられ積み重ねて伝えられるものであり、それを一代で作り公布し流布させるなど暴挙であると言うようなことが語られます。
いろいろと考えさせられました。
ハングルを作り出していく想いもに触れた時、ふと自国の平仮名は、カタカナはどうだったのだろうかと、またそれにも考えが及び、奥の深い物語でした。
こんな風に書くと、チョー真面目な硬い物語なのかと思われてしまいそうですが、そうではありません。
原作がイ・ジョンミン作「景福宮の秘密コード」と言うミステリー小説なんですね。
謎あり、アクションあり、そして溢れる愛のある物語で見ごたえ十分。
何度も涙し、有るシーンでは誰もいない(猫以外)事を良い事に、声をあげて泣いてしまいました。
ただ宮廷を舞台にしてはいますが、「大奥」のような華やかさは皆無で、ちと奥様受けはするかしないかは分からない事です。
最初、トルボク(大人になるとチャン・ヒョクが演じる)と言う少年の気性の粗さが尋常ではなく、視聴自体を諦めかけました。
でも後に考えてみると、その気性の粗さは直らなければ殺してしまえとさえ言われるようなものだったのに、それが後の物語には必要だったのだと思いました。あの時、ユートピアのような村で優しくしてくれたおばさんに心を開いてしまったならば、彼は違った立場の人になってしまっていたに違いありません。
すべて意味のある事だったんだなと思いました。
またウルボクの父は知的障害を持っていて、その彼をからかう者がいると、けっしてトルボクは許しません。
父を必死で守ろうとするトルボク。親子が逆転しているように思えますが、そんな父に、子を必死で守ろうとして山から落ちた父さんは、ちゃんと子を守ってると語るのです。たった一言のセリフで、この親子の今までみたいなものが見えて来て、良いシナリオだと感じました。
その期待は裏切られませんでした。こう打ってるだけでも、ちょっと目頭が潤みます。
良いシーンがてんこ盛りでした。
全24話。
そうですね。今日から見たら一日4話ずつで見終わる事が出来るとは思いますが、また(無料で)見る事が出来る機会があるかもしれません。
お勧めできます !!
☆ ☆
唐突ですが、今かなり落ち込んでいます。
たった今、この下にネタバレ感想を熱く書きました。
言いたい事は、やはりそちらにあるのですよね。あと2行で終わると言うところでいきなりパッと消えてしまいました。
普通は、やり直せば書いた部分まで反映させてくれるはずですが、それも叶わず。一回だけ下書き投稿したそこまでしか復元しません。
好きなドラマだったので、ちょっと力が入っていたので、同じ文章をすぐに書き直す気力がありません。
とりあえず、ここまでにして、ネタバレ感想は、また後程アップしたいと思います。
はっきり言って泣いてます(ノД`)・゜・。