森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

軍師官兵衛第一回「生き残りの掟」

2014-01-06 16:57:53 | ドラマ (大河)

〈昨晩、gooさんの調子が悪くて、アップ出来ませんでした。復旧を待とうかと思いましたが、次へ進みたいので『近未来二番館』の方にアップしました。復旧しましたので、いつも通りにこちらに持ってきました。だけど『近未来二番館』の方にいらして読んでくださった方に削除すると失礼に当たると思うので、そのままにしておこうと思います。二つの場所で同じ文章と言うのもどうかと思いますが、長いブログ生活ではいろんな事があるという一つの足跡としてとらえていただければと思います。〉

 

ここ数年、大河は6時からBSで見ています。

その直前まで地上波で「もうすぐ「軍師官兵衛」生放送カウントダウンスペシャル」をやっていたので、それを見ていたら、かなり黒田官兵衛と言う人が魅力があった人だと分かり、この大河の期待度が上がりました。

この黒田官兵衛と言う人の人生は、かなり見せ場がいっぱいじゃないですか。

立てなくなってしまうほどの幽閉の時代があったことは、かろうじて私も知っています。

今まで「兵衛」と言ったら、私には「竹中半兵衛」。

彼、本当にかっこいい。そう思っている人は私だけじゃないと思うのです。今までのドラマでも「功名が辻」では筒井道隆さん、今年のこのドラマでも半兵衛は谷原章介さんと良い男がやることになっているというか・・・・

だけど惜しいかな、彼の寿命は短くて、私のイメージでは彼亡き後に黒田官兵衛と言う軍師が彼の穴を埋めて活躍したのだと、そういう構図になっていたというわけなのです。

もちろん実際は違います。違うけれど100%違うとは言い切れないものもやっぱり感じてしまうのですよね。

二人が共に秀吉に仕えた時代は、半兵衛の寿命が尽きたことからそんなには長くなかったからです。だけど秀吉に天下を取らせた男として二人は後に両兵衛、または二兵衛と呼ばれているのだそうです。

そして両兵衛の時代は短くても、この二人の間にはこの先に大きなドラマがあるのですね。

なんか楽しみ~♪

 

歴史は大好きです。だけど歴女とは言えない知識の少なさで、大河で勉強させて頂いています。

 

だけどそれも危険な罠かなと思うのは、映像からのイメージって大きいですよね。今まで官兵衛さんが頭の中で比重が小さかった、つまり戦国の脇役であったの かは今までのドラマでの比重にもよるところでもあったのではと思います。知将ゆえに個性的なオジサマばかりが演じていたりしても、ちょっと印象が薄くなっ ていたりという事があったかもしれません。大河だけでも他に誰がやっていたのか調べてみました。

「国盗り物語」→江守徹 /「女太閤記」→菅野忠彦/「徳川家康」→入川保則/「秀吉」→伊武雅刀 /「功名が辻」→斎藤洋介 

戦国を描いていても、ライターさんが女性だと軍師のお歴方はスルーってのも多いようです。
歴史好きさんにはこの官兵衛さんのファンは多いようですが、やっぱり今までは影が薄かったと思うのです。

それがなぜ今、彼なのか。
なぜか一番興味深いのはそこかも知れません。



ってなわけで、ちっともドラマの感想に行きませんでしたが、すごく簡単ですが書いておこうと思います。



最近大河は一話目を子役中心になってしまう場合、前半あたりのクライマックスシーンを冒頭に持ってくるのが流行っているのでしょうか。「八重の桜」も同じような作りでしたよね。

北条に単身乗り込むシーン。

バンバン槍が飛んできて銃も打ってきます。

当たったらどうするんだというより、主人公だから当たるわけがないのですが、こんなに当らないなんて、だから北条は負けたんだと思ってしまったぞ。

いやいや、あれは威嚇だよってか。威嚇なのにかすったぞ。だから北条は負けたんだって思ったぞ・・・・

と、そのシーン、つまらない所が気になってしまったのでした。

そういえば、この物語の冒頭はかなりショッキングなはじまり方でしたね。

少女、花、綺麗な蝶 。そこに馬がなだれ込んできて・・・・

単なる平和と戦乱の象徴かと思ったら、少女も花も無残な運命になっていました。こういう映像は結構引きずってしまいますよね。そうそうに切り替われるものではありませんでした。

 

だけどそこに戦乱にぴったりなちょっとお経のような重い藤村志保さんのナレーション。このナレーション、ちょっと好き嫌いに分かれそうな気がしました。
私は良いと思いました。それと言うのも、前日WOWOWで見た「かなたの子」の彼女の役が良かったからかもしれません。

子供は無知なるがゆえにおろか。

母の薬草を取るために、敵の城下に行ってしまい父と自分の命を危うくしたばかりか、家臣の命まで危うくしてしまいます。
この時の母親の向き合い方がとっても素敵だと思いました。

ちゃんと叱り、諭し、そして褒める。素敵な優しいお母さんでした。母は亡くなってしまいますが、しっかり少年を成長させていきました。

すっかり学問好きになった万吉少年〈官兵衛〉は、その後父の危機を救うのでした。

それを褒める父の姿に、彼は大切に愛されて育っていると感じました。

一回目は凄い展開と言うのではありませんでしたがその背景がよくわかりました。


赤鼻鶴ちゃんの小寺も良かったですね。

次回からも楽しみです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする