関東学院在学中は、りっぱな校訓があったにもかからわず、残念ながら興味がなく遊んでばかりで過ごしてしまった。しかしこの大学に入ったことで、一生の仕事と出会うことになる。
当時大学受験を控えていた私は、関東学院に行く気はなかった。募集も既に終わっていたと思っていた。ところが父がたまたま新聞を見ていたら、募集の広告がでていた。それで父に勧められ、受験した。
受験したといっても内申書を送っただけのこと。
私が入学する1970年は、前年には東大安田講堂事件などがあり、大学紛争真っ只中の時、関東学院も例外ではなく、そのために入学試験を実施することができなかった。その年は内申書だけの審査となっていた。、それでとりあえず内申書を送ったように思う。結果、合格し、決めてしまった。
父は、叔父が横浜で金属熱処理の会社を経営していたので、そこで面倒を見て貰い大学に通えばと思い、以前からこの大学を考えていたようだ。結局これが契機となりその後、鳥取に帰ってからも金属熱処理の仕事をし、一生この仕事をすることになった。そういう意味でこの学校は、私の一生に、大きな影響を与えた学校と言える。
信仰の面では、特に大学で影響を受けたとは思ってないが、後年、クリスチャンとなり、好んで内村鑑三などの教えを学んでいることを思うと、この大学に縁があったことに、神の摂理のようなものを感じる。
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