あなたの柔和はわたしを大いなる者とされました。(詩篇一八・三五 英訳)
小さな子供の魅力は、自分自身を全く意識していないところにある。そして、それは神聖な魅力である。それは、朝、芝生に置く露の玉のようであり、また、山の中の湖の表面の静寂さのようである。
おお、私たちはあまりにもごう慢です。主イエスよ、お願いします、私たちを 低地の緑のこけのようにして下さい。高ぶることなく、あなたの御前に平静を保ち、十字架の上で痛ましく傷つけられた 御足を冷やすものとして下さい。
露の玉のようになりなさい。しおれているばらの花を見いだし、その花びらの中に沈下し、自らを滅ぼしながらもその疲れた花をよみがえらせる、そのような露の玉となりなさい。そのように善をなし、あなたの祝福を必要とする人々に祝福を与えることをもって満足する人、あなたがなした行いによってのみ覚えられる人となりなさい。
「私はあなたを中心に置くことをどんなに願っていることでしょう----私が自分自身では意識しないまでにあなたを中心とすることを----自我が一かけらもなくなり、すべてがあなたとなることを」。 オズワルド・チェーンバーズ
L・Bカウマン著む「山頂めざして」より