サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

247401 放射能から身を守るために~小さないのちを守って!!

2011年03月19日 | 肉体破壊・環境破壊・精神破壊問題
247401 放射能から身を守るために~小さないのちを守って!!
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/03/18 PM03 【印刷用へ
『放射能から身を守るために【転載歓迎】』(脱原発と僕のエコロジー生活!)リンクより転載します。
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 ~前略~

◆ 放射能から身を守るために

日本の防災計画はチェルノブイリのような大事故は起こらないことを前提としていますから、大事故が起きた場合には現在の防災計画では対処しきれません。大事故の場合は防災計画は無力だという考え方もあります。しかし、少しでも被曝を減らすために個人としてできる方法はないのでしょうか。ここではその方策を紹介します。詳しくは、『原発事故・・その時あなたは!』を参照して下さい。

◆ 避難するときの注意事項

注)あくまで被曝を最小限にするための方法であって被曝をしないわけではありません。

放射線を浴びる経路はいくつかあります。
 ・ 空中をただよう放射能の微粒子からの放射線。
 ・ 地面に降下した放射能の微粒子からの放射線。
 ・ 衣服や皮膚に付着した放射能の微粒子からの放射線。
 ・ 呼吸をつうじて体内に入った放射能の微粒子からの放射線。

なので…

1.風下の人は今すぐ逃げること。
  方向は原発から風下に向かった線の直角方向に逃げること。
2.放射能雲が通過している時に、外にいることは危険。
  家の中に入り、窓を閉め、換気扇・エアコンを止め、
  隙間に目貼りをして気密性を保つこと。
  地下室があればより被ばくを避けられます。
  車での移動もエアコンを止めるか室内循環に。
3.ヨウ素剤は事故が起きたと知ったらすぐに飲むのが効果的。
  子供に有効、40代以上は副作用の方が多い。
4.防塵マスクをする、無い場合は濡らしたタオルを。
5.事故の知らせがあったら、なるべく多くの容器に飲料水を貯めて、
  すべてにふたをする。それから保存食を確保する。
6.雨や雪は放射能微粒子をため込むため、非常にリスクが高くなる。
  雨や雪のときは外出しない。
7.服装はなるべく気密性の高い服やゴーグルやレインコートで
  皮膚全体を覆うこと。
8.傷口には絆創膏を。

車にせよ、急性死の圏内を出たら、衣服やはきものはすべて取り替え、体は念入りに洗います。これを「除染」といいます。除染は必ずおこなう必要があります。放射能を身に着けていては命取りです。持ち物は放棄するしかありません。着替えは、避難した地域の人に提供してもらわなければなりません。車も、車内まで汚染されていれば放棄せざるをえません。

-----被ばくについて-------------------------------

放射能被爆には、外部被爆と内部被曝があり、ダメージが大きいのは、内部被曝です。呼吸や汚染された水や食べ物を体の中に取り込んでしまうと、体内に入った放射能は、体の内部から攻撃するのでとても厄介です。たとえば、飛んでくる放射能が出すα線という放射線は紙一枚を通り抜けることができないくらいの強さしかありません。ところが、呼吸などを通して体の中に入ってしまえば、直接、体の内側から周囲の細胞を痛めつけ、遺伝子に傷をつけます。これが、一般的に言う「ガン」や形質以上につながってしまうわけです。 とくにこれから子供を持とうと考えている方は絶対避けて下さい。

-----放射線について-------------------------------

放射線はα線、β線、γ線と中性子も放射線の1つとしてもこの際よいでしょう。α線は紙一枚で防げますがα線を発する放射線物質を体内に取り込んだ場合は内部被爆を起こして死にいたります。β線はアルミ板や1cm程度のプラスチック板で十分遮蔽できますが、ベータ粒子が遮蔽物によって減速する際には制動放射によりX線が発生するため、その発生したX線についての遮蔽も必要となります。γ線は鉛の板でなければ防げません。中性子に至っては核シェルターや原子力発電所の原子炉の構造のようなものがなければ防ぐことは不可能です。ですので絶対に被爆しないなんてことは初めからできません。上記の注意事項は被曝を軽微にする策であると考えて行動しましょう。ちなみに市販のマスクの穴が東京ドームくらいの大きさだと考えたら上に示した放射線物質たちは野球ボールからビー玉くらいの大きさです。湿らせることで初めて効果が得られると考えてください。ヨウ素については内部被爆を軽減する程度の効果しか無いです。一度被爆したら治ることは永遠に有りません。

 ~後略~
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247399 計画停電の本当の目的~レーザー起爆型水爆の電源確保?

2011年03月19日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
247399 計画停電の本当の目的~レーザー起爆型水爆の電源確保?
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/03/18 PM02 【印刷用へ
『計画停電の本当の目的:レーザー起爆型水爆の電源確保だったわけです。』(richardkoshimizu's blog)リンクより転載します。
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 ~前略~

1.東電の電力の余力は十分あるはず。なぜ、計画停電が必要なのか?

「現在の予想需要が4100万Kwとは、東電HPにもあるのでその通りとして、6448万kWから福島第一、第二、火力発電で失われた合計1357Kwを差し引いても5091Kw発電能力はいまでもあるはずなのだけど...」 

ドイツあたりでも東電の電力は十分余力あるはずと報道していた記憶が。そもそも電力に不足などないのです。東電は嘘をついています。


2.計画停電がされた後で、その近くで大きい地震が起きている例が多い。なぜか?

つまり、「計画停電した地域で、結果として余った大電力を一気に使う需要がある」ということです。では、解説です。

現在、「人工地震」が大いに疑われ、その起震方法として、「核爆弾」が議論されています。なかでも現在の主たる核兵器は「水爆」です。

従来型の水爆は、原爆=核分裂反応を起こして高熱と高圧を作り出し、それを利用して核融合反応を誘発するものです。これですと、爆発時、放射能が飛散してすぐに発覚します。

代わりに開発されてきたのが、純粋水爆といわれるものです。原爆を使わずになんらかの方法で高熱と高圧を作り出し、水爆を起爆する方法です。そのために研究されてきたのが「レーザー起爆」という手段です。公には完成していないことになっていますが、最新の軍事技術が完成したからと言って公表するような馬鹿な国はありません。おそらく米国はとっくに完成し配備しています。

レーザー起爆の水爆を爆発させるには大容量の電流が必要となります。水爆のレーザー起爆装置に辺りの電力をすべて投入して、核融合を実現します。水爆は爆発します。そのためには、計画停電で電力を一度に集中的に投入する必要があります。爆発すれば、大きな地震が発生します。

 ~後略~
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247398 発表も報道もされない「プルトニウム」漏出~東京電力はすべての事実の公開を!

2011年03月19日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
247398 発表も報道もされない「プルトニウム」漏出~東京電力はすべての事実の公開を!
 
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『発表、報道されないプルトニウム漏出ー東電はすべての事実の公開をー』(坂井定雄龍谷大学名誉教授)リンクより転載します。
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福島第一原発の事態は現場の必死の努力にもかかわらず、悪化・拡大しつつあるが、東電側が公表していない、あるいは隠そうとしているとしか思えない、極めて重要な現象がある。それは、中性子検出が示すプルトニウムの漏出だ。この点では、NHKも朝日新聞も触れず、メディアの取材の取材、解説報道が見当たらない。(他のメディアが報道しているかもしれないが)

プルトニウム漏出の決定的な証拠と考えなければならない中性子の検出について、東電側が明らかにしたのは15日未明の記者会見だけ。その日の午前のNHKニュースでは、3号機で中性子が検出されたとだけ短く伝えた。

16日の朝日新聞朝刊は、3面下段の「東電『隠蔽体質』脈々」の記事で、「中性子線が検出された事実も、はじめは明かされなかった。中性子線は、核分裂反応を引き起こす。 金属板を貫く危険な放射線だ」とだけ書いている。

東電が明らかにした内容でも、どちらの報道でも触れられていないのは、次のことだー
①プルトニウムはウランの約1万倍も中性子を放射する。検出された中性子源はプルトニウムと考えなければならない。プルトニウムはガスで出てくることはない。原子炉内の核反応で、核燃料の96%を占めるウラン238が転換して生成、次第に蓄積されたプルトニウムが、おそらく小さな個体の粒子となって漏出した
②漏出のルートは原子炉内の核燃料棒が破壊し(溶融と呼ぶメディアも多い)、内部の核燃料が炉内に飛びだし、それが圧力バウンダリー(圧力容器、圧力抑制室、配管)などの裂け目から外部に漏出したーとしか考えられない、つまり、圧力バウンダリーの一部破壊を示しているーということだ。

プルトニウムの漏出、核燃料棒の破壊(溶融)、圧力バウンダリーの破壊は東電側がもっとも公表したくないことだろう。しかし、世界的な重大災害であるこが明確になったいま、災害は一企業の問題ではない。日本国民だけでなく、世界の人々に正確に理解してもらって、災害を最小限に限定し、すぐにでも生かせる情報と教訓を提供しなければならない。現場で苦闘する人々に感謝しつつ、すべての情報を公開するよう、東電と政府に求める。

▽国際原子力コンサルタントS氏の見解(17日午前)
15日、NHKは、3号機で中性子が検出されたと、放送しました。また、朝日新聞は16日の朝刊で、東電の情報公開を突いて、「中性子が検出された事実も、はじめは明かさなかった。中性子線は、核分裂反応を引き起こす。金属板も貫く危険な放射能だ」という記述を載せました。

軽水炉燃料は、約4%(96%はU-238)の濃縮ウラン酸化物UO2を円筒形に成型し焼結して作られています。炉心内で燃焼すると、装荷している燃料がPu(プルトニウム)を含まない酸化ウラン燃料であっても、核分裂を殆ど起こさないU-238が中性子を吸収し、Np(ネプチウム)を経由してPu(-239、240、241,242などの同位元素)が生成されます。Pu240はその約20%。

原子炉停止後に放射される中性子は、他のウランおよびPuの同位元素に比べて、約1万倍弱も自発核分裂が起きやすいPu-240によって、主に放出されたと考えるのが妥当です。「中性子がどこで検出されたか」という情報がありませんので、詳しくは分からないのですが、検出された場所によっては、炉心から燃料固形物が、検出場所まで出てきている可能性が高い。そうでない場合、それは、構造物の幾何学的な構成によって、中性子が飛散する障害がなく、炉心から直接中性子線が隙間を通り抜けるストリーミング効果で、測定点までまっすぐ飛んできたとも考えられます。しかしその可能性は低いと思います。端的に言えば、中性子はウランと核分裂生成物のプルトニウムを含む微小な炉心燃料固形物から検出されたと考えられるのです。

いずれにしても、もう少し詳しい情報があれば、もっと確度を高めた検討ができると思います。もし、燃料固形物が人の移動エリアまで、漏れ出ているということになれば、固形物が多くの放射性元素のキャリアー(運び手)となって移動したと考えられ、強い放射能レベルも納得できるところです。

場合によっては、圧力バウンダリーの健全性が維持できなくて、どこかで漏れが起きているとことも十分考えられます。現場の方々は、劣悪な環境下で、寝食も取らずに、決死的な努力をされておられる様子を肌で感じています。益々のご健闘を望んでいます。(了)
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247397 あり得る最大規模の原発災害の説明が緊急の課題

2011年03月19日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
247397 あり得る最大規模の原発災害の説明が緊急の課題
 
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『<論壇>あり得る最大規模の原発災害の説明が緊急の課題』(長周新聞)リンクより転載します。
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東北地方の大地震、大津波災害にともなって、10基ある福島原発の大事故が進行している。テレビに出てくる枝野官房長官をはじめ原子力保安院や東電さらに専門家などが「安心」といった直後に大爆発をしたり、高濃度の放射能漏洩が起きるなど、事態は毎日説明以上の大事故へとエスカレートしている。この連中の態度が、命をかけて奮斗している事故現場の作業員をはじめ、国民全体の心配とは無縁な緊張感のない姿に人人は怒っている。この国の指導的な連中が、国民の心配にどう応えるか、どう責任を負うかという社会的責任感などまるでない態度をさらしている。

かれらは「日本の原発は安全だ」といい「いかなる地震にも耐える」などといって、金力、権力総動員であらゆる反対を押し切って原発の推進をしてきた。そして今度の大事故である。国民にウソをいってきたその体質が、事故がエスカレートしているいまも本当のことをいわず、それが政府不信を強めさせている。

枝野や解説者が、どんな爆発が起きても、高濃度の放射能漏洩の事態になっても、その状態までの解説として「人体への影響はない」などといっているが、人人は「これからどうなるのか」とくに「あり得る最大の事態はどうなるのか」、それにどう対応すればよいのかに強い関心を持っている。台風予報をやり、地震予知をやり、火山予知をやって人人は備える。今進行している原発大災害について、政府はまるで予知情報を出さない。福島の原発事故現場に、放射能の心配があるとは伝えずに作業員や消防署員を送り込んで被曝させているが、国民が死ぬとわかっていてあえて放置するのは殺人行為と同じである。それは、「政府は国民の生命と安全を守るものだ」と見なしていないことを暴露している。

今起きている原発事故について、もっとも心配されているのは、炉心の核燃料棒がとけ落ちて核分裂の再臨界を開始し、核爆発を起こして広島原爆の1万倍もの放射能が大気中に放出されることである。しかも福島第1原発の4基すべてが危機状況にあり、さらに第2原発も危ない。そうなればチェルノブイリ事故をはるかに越える大惨事となる。日本列島全体を廃虚にしかねないだけではなく、アジア近隣諸国、果ては世界中まで汚染しかねない。世界のメディアはそのように対応している。

そこまでいかなければ幸いであるが、そこまですすんだ場合どう対応すればよいか、それについての正しい知識を提供することが、人人を危機のなかで希望を見いだす基本的な条件となる。風下を絶対に離れなければならないとか、原発からできるだけ遠くに離れなければならないとか、日本中の子どもたちにヨウ素をすぐ飲めるように準備するとかの必要がある。家屋内に閉じこもれというがそれを続けるには水や食糧、電気や灯油などはどうするかの対応がいる。

また農漁業などの食糧生産、それらの物流など経済活動をどう継続するのか、医療態勢をどう保障するかなどがなければどうにもならない。東日本が打撃を受けているときに西日本はどういう役割を果たすかなど、そういうことにこそ政府の機能が働かなければ政府の意味がない。

政治家も官僚も大企業もメディアも、市場原理、新自由主義改革などといってきた間に、国益をどう守るかなどまるでなく、万事アメリカのいいなりで国民の生命や安全は「自己責任」、そして自分らの損得ばかりという腐敗した体質が濃厚になってきた。大地震対応、とりわけ原発災害対応をめぐって、それで突っ走られたらたまったものではない。
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247396 なかなか報道されない浜岡原発の地震被害②

2011年03月19日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
247396 なかなか報道されない浜岡原発の地震被害②
 
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247395の続きです。
『なかなか報道されない浜岡原発の地震被害』(反戦な家づくり2009-08-12)リンクより転載します。
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こうした、原発に関わる地震の話は、もう真っ暗闇の伏魔殿だ。
元北大教授にして元国立極地研究所所長の島村英紀さんは、原発を建てるための大前提である「地震予知」を、真っ向から、しかも的確に否定したためにえん罪をかぶせられ、社会的に抹殺された。

島村英紀のホームページリンク

その島村先生の対極にいるのが、東京工業大学にいる、衣笠善博センセである。

ありとあらゆる原発の審査会に名を連ね、というより取り仕切り、反論をねじ伏せ、活断層の疑いがあるから調査しましょうという提案にも、「(一度決めたことだから)到底受け入れられない」と一切耳を貸さず、各電力会社からの感謝状が山と積み上がっているという。
いざ地震が来たときに、感謝状の山の下敷きになってケガされないように、充分に気をつけていただきたい。

ストップ浜岡原発@ブログリンク

日本中の原発が、こういうセンセによって「安全」だと「証明」されて建てられている現実に、戦慄する。

そして、もっとも危険な浜岡原発では、とっても危険なプルサーマルが来年から始まる。
使用済み核燃料から、原爆(ゲンバク)の原料であるプルトニウムを取り出して燃料にするのである。
どこで取り出すのかというと、六ヶ所村の再処理工場だ。

核燃料の再処理とプルサーマルの危険性については、また別の機会にしたいが、日本の、あるいは日米の「核政策」と切り離せないことは間違いない。
簡単に言えば、日本の核武装の技術的な準備ということだ。

 ~中略~

こんな政治的、軍事的な思惑の中で原発の安全性が、政産学の癒着で恣意的に左右され、そうこうしているうちに、能登半島地震の志賀原発、中越沖の柏崎刈羽、今回の浜岡と2年間に3回も原発直撃の地震が起きた。志賀と柏崎刈羽では「想定」をはるかに上回る揺れになっている。

この地震の前触れかのように日本をおそった台風9号。
豪雨で娘と孫を亡くしたおじいさんが、「自然災害なんて他人事と思っていたのに、こんな近くでおきるなんて・・・」と涙していた。

確実におきると言われている巨大地震の震源の真上に原発がある。
どう考えても他人事じゃない。

※今回の駿河湾地震には、不可思議なことが二つある

そのイチ 東シナ海を挟んで、ほぼ同時に3箇所で地震が起きている

インドの西、インドネシアの東(ソロモン諸島)、そして駿河湾
地図で見ると、東シナ海をはさんで三角形になっている。

そのニ 二日前にもっと沖合の深いところで、マグニチュード6.9の地震が起きている。
遠くて深いから、陸地では震度4くらいだったが、それでも駿河湾地震と同じフィリピンプレート内の断層地震だ。

この二つとも、報道もされなければ、専門家のコメントにも出てこない。
東海地震とのつながりで言えば、二日前の大地震は、無関係のわけないのに。

※さらに13日早朝 八丈島で震度5弱。マグニチュード6.5、深さ40キロの地震。いずれもフィリピン海プレートの中での断層地震。
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247395 なかなか報道されない浜岡原発の地震被害①

2011年03月19日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
247395 なかなか報道されない浜岡原発の地震被害①
 
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『なかなか報道されない浜岡原発の地震被害』(反戦な家づくり2009-08-12)リンクより転載します。
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震度6弱のまっただ中に、中部電力・浜岡原子力発電所はある。

ホンモノの東海地震が来てもビクともしないと言い張って、巨大地震の震源域の真上で稼働し続けている、恐怖の大魔王のような代物だ。

今回の静岡の地震は、東海地震の震源よりもずっと遠く、マグニチュードも小さかった。エネルギーにして100分の1。

 ~中略~

これでも、浜岡原発は震度6弱で揺れた。5号機は、震度7相当だった。
いろんな単位が出てくるから、専門でない人はわかりにくいかもしれない。

マグニチュードというのは、地震の起きる地下深くで、どのくらい岩盤がずれたかということ。発生源のエネルギーの大きさ。
震度は、実際に建物がある場所で、どのくらい大きく揺れたか。だから、同じ地震でも、震源が遠かったり深かったりすると、震度は小さくなる。また、すぐ近くでも地盤によって震度は大きくなったり小さくなったりする。
その震度を、もっと詳しく測定したのがガルという単位。加速度なのだが、おおざっぱに言えば、揺れの大きさを精密に測った数字と思えばいい。

で、浜岡原発では、どのくらいのガルで揺れたのか。

1、2号機が109ガル、3号機が147ガル、4号機が163ガル、5号機が426ガル。
5号機だけが異常に揺れている原因は、わからないようである。

それでは、震源域の真上に建つこの浜岡原発は、どのくらいの揺れに耐えられるように作られたのかというと、原子炉本体は600ガル、非常用冷却装置などは450ガルだ。

それも、450ガルは「将来起こりうる最強の地震」、600ガルは「およそ現実的でないと考えられる限界的な地震」として想定されている。

 ~中略~

東海地震よりもず~と小さな今回の地震で、ギリギリセーフだったのに、「将来起こりうる最強の地震」ってどうなんだろうか??

新聞では、設計通り自動停止して、何も問題なかったことだけがわずかに報道され、テレビなどでは浜岡の「は」の字も言わないが、実際は結構壊れている。

浜岡原発5号機で制御棒駆動装置が一部故障
毎日新聞 2009年8月11日

中電によると、地震後、5号機原子炉建屋内で約250本ある制御棒のうち約30本の駆動装置が故障していた。使用済み燃料を入れた貯水槽の放射能濃度が通常の50倍に上昇し、主タービン軸受け部の摩耗を示す警報装置が作動したことも判明。タービン建屋壁面のひび割れも見つかった。自動停止した4号機でも原子炉内の中性子測定装置の一部が動作不能だったほか、廃炉の1、2号機周辺で最大約20センチの地盤隆起や沈下が見つかった。

中部電力地震も、ホームページを掘り返していくと、被害を発表している

地震発生による浜岡原子力発電所の主なプラント状況リンク

今回の地震でこれだけ壊れていて、しかも426ガルで揺れているのに、「無事に停止してよかったよかった」で済ましていいのか?

およそ現実的でない600ガルについては、実は中部電力も不安だったらしく、こそこそと1000ガルに対応できるように改修を進めてきた。一昨年に工事は終わっている。
ところが、その工事は、見たところ付属物の補強に過ぎない。

耐震裕度向上工事の状況リンク
(ページの下半分)

だからかどうか、新聞でも1000ガルに耐える、とは書いていない。わざと800ガルと書いたり、縦揺れの場合の701ガルと書いたりしている。
1000ガルに耐える建物が、426ガルであっちこっち痛んでいるようでは、格好が付かないからだ。

しかし、はしなくもこのことは、浜岡原発の危険性を自白してしまったことにもなる。
1000ガルが、およそ現実的でない600ガルの3割り増しだ、と自慢しているが、阪神淡路のときで818ガル、柏崎刈羽原発では、なんと2058ガルを記録している。

これらは、断層型の地震であって、今回の静岡の地震とほぼ同じ仕組みの地震だ。東海地震はプレート型であって、まったく規模が違う。しかも、普通はプレート型は海の沖で発生するので、陸地からはやや距離が遠いのだけれども、浜岡原発のある御前崎は、なんとなんと発生源であるプレート境界の真上に乗ってしまっている。

この状況で、1000ガルで絶対に大丈夫なんて、どうして言えるのだろうか。
内閣府の中央防災会議にいたっては、395ガルでOKと言っているだ。
今回の地震ですでにアウトだ。
中央防災会議の会長である麻生太郎は、土下座して謝らなくてはなるまい。
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続く