サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

246772 「政治とカネ」でマスコミを使った官僚側の悪だくみ~追及すべきはもっと巨額な「官僚とカネ」

2011年03月08日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
246772 「政治とカネ」でマスコミを使った官僚側の悪だくみ~追及すべきはもっと巨額な「官僚とカネ」
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/03/06 PM10 【印刷用へ
『政治とカネのの呪縛から離れよう』(星と月の夜の中で)リンクより転載します。
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小沢一郎の「政治とカネ」でマスコミを使った官僚側の悪だくみは成功しているだろう。なぜなら秘書たちも含めて少なくとも起訴までは行ったからである。これらのことに有罪、無罪は関係がない。要するに小沢一郎という政治家のイメージを徹底的に悪くしたことに成功したのだ。

同じことが他の民主党議員たちやみんなの党の渡辺代表にも起こりつつある。これらが何を意味するかはネットで情報を集めている賢明な諸氏には分かっているだろう。要するに小沢一郎と同じで、政治家は金にきたない、だから信用ならないと宣伝しているのである。全くバカバカしい。国民もバカだから、ここぞとばかりにこれらの対象議員たちを罵倒している。

どうして我々は本質を見ないのであろうか。たかが脱税した人間から献金を受けた事がそんなに問題なのか、もっと冷静に見れないのだろうか。道義的とかいう訳の分からない理屈で非難することに何の意味もない。それこそ小沢一郎が冤罪で騒がれる事と同じではないか。彼が貶められて非難されたことを、又しても別の国会議員にして何が生まれるのか、喜んでいるのは官僚たちだけなのがまだわからないのだろうか。

マスコミが何を報道しようが、バカな議員たちが献金を返します等とほざいていようが我々は全て無視するべきなのだ。法律に違反していない限り献金を貰って何が悪いのか。全てを政治資金規正法通りに処理して、情報公開も完全にしていれば何も問題にするべきではない。同じことをして国会議員たちの行動を制約する事を繰り返してはならない。小沢一郎であろうが反・小沢一郎議員であろうが、我々国民はいい加減に「政治とカネ」という呪縛から離れなければならない。我々が追及するのはもっと巨額な「官僚とカネ」である。
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246771 イスラエルのリビア軍事介入

2011年03月08日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
246771 イスラエルのリビア軍事介入
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/03/06 PM10 【印刷用へ
『イスラエルのリビア軍事介入』(ROCKWAY EXPRESS)リンクより転載します。
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 ~前略~

…実は裏ではリビアとイスラエルとは、当初から深い付き合いがあったという。

従って、3月3日号の「イスラエルは傭兵をカダフィに送っている」で語られた内容以上の深刻な事態が予想されるようだ。それはカダフィを支援するイスラエルと反乱勢力を支援するオバマ大統領との対決である。この問題では、アメリカ国内でも様々な分野での闘争が水面下で進められていることだろう。

まさしく、複雑怪奇な様相を呈してきたようだ。

これはいよいよ、最後まで隠されてきていた歴史上の秘密の事柄が暴露され、その秘密の工作をしてきた勢力の衰退に繋がる端緒となるものかもしれない。

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●イスラエルのリビア軍事介入
リンク

 ~中略~

◆テルアビブ・トリポリ「ウィキータンゴ」

アラブの民族主義指導者としてのその外側のイメージにも係わらず、カダフィは1969年の軍事クーデターでリビアを掌握した時から、イスラエルとの親密な関係を維持してきた。その友好関係、「奇妙な同士」関係は、とうとう日の目をみることになった。ウィキリークスが暴露したイスラエルと中東の独裁者らとの隠されたパートナーシップの一つである。

マルクス主義者のカダフィは彼自身、イギリスのSASの創設者であるデイビッド・スターリングの計画したクーデターの標的だった。スターリングはカダフィが共産主義ではあるが、アメリカとイスラエルの保護の下にあると告げられ、その計画を中止するよう命令されて驚いたのだ。

何十年も欧米メディアは、カダフィのことをイスラエルとシオニズムの断固たる敵と描いてきたのだが、この両国(リビアとイスラエル)は、1970年代初期から秘密のプロジェクトを共有してきた。「ごろつき」国家、つまりシャー政権下のイラン、アバルトヘイトの南アフリカ、東ドイツ、チョコスロバキア、カダフィのリビア、そしてイスラエルはNATOの軍、情報機密、防衛計画面でソ連が遅れを取らないように、武器を販売し、兵器技術の開発をし、特にアメリカ国内でのスパイ網を活用してきた。

元祖「悪の枢軸」諸国では、リビアとイスラエルのみ残っている

◆「悪の枢軸」核とブレアの訪問

今やリビアはイスラエルからと思われる化学・生物兵器でもって自国民に対する脅しを掛けている。

ブレアは2007年、首相を辞めさせられてからリビアの独裁者のための事実上のスポークスマンであり熱心なサポーターになっている。

◆イスラエルとアメリカの衝突

 ~中略~

◆オバマの拒否権はアメリカの政策を台無しにする

オバマ大統領は、パレスチナ人に対するイスラエルの人権侵害を糾弾する動きに対して国連安保理で拒否権をはじめて使用した。実際は、アメリカはイスラエルの人権的改革を国連で呼びかける議決をすることにずっと拒否権を使用してきたのだ。

今や、イスラエルはリビアに軍事的に介入し始めたが、これはアメリカの政策と国連の禁止事項に直接に反することである。またイスラエルの行動を修正させるような動きに対しは、アメリカと常に頼りになる安保理でのアメリカの拒否権によってイスラエルは守られてきた。

リビアの民衆は暫くすると、ガザの民衆が目にしているようなイスラエルの兵器や兵士に直面するようになる日がまもなく来るのかもしれない。

今や、アメリカ海兵隊も同じ運命に直面するかもしれない。
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246761 日本が貿易立国という誤解~内需大国たる本当の姿をデータに基づき検証

2011年03月08日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
246761 日本が貿易立国という誤解~内需大国たる本当の姿をデータに基づき検証
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/03/06 PM06 【印刷用へ
『日本が貿易立国という誤解』(経済コラムマガジン)リンクより転載します。
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●データに基づく検証

 ~中略~

貿易に関する経済数値の推移(単位:兆円、%)

年  名目  名目   実質  輸出額 輸入額 純輸出 設備
(暦年) GDP 成長率 成長率          額  投資率

57  10.9  15.1   6.5  1.0   1.5  ▲0.5  15.4
58  11.5   6.2   7.3   1.0  1.1  ▲0.1  14.0
59  13.2   14.2   9.3  1.2  1.3  ▲0.1  14.9
60  16.0  21.3  13.3  1.5  1.6  ▲0.2  18.2
61  19.3   20.7  11.9   1.5   2.1  ▲0.6  20.2
62  21.9   13.4   8.6  1.8   2.0  ▲0.3  19.2
63  25.1   14.4   8.8  2.0  2.4  ▲0.5  18.1
64  30.0   17.5  11.2   ー   ー    ー  18.3
65  32.9   11.3   5.7  ー   ー   ー  15.7
66  38.2   16.2  10.2   3.4  2.7   0.8  15.8
67  44.7   17.2  11.1  3.7  3.3   0.4  17.8
68  53.0   18.4  11.9   4.6  3.7   0.9  18.7
69  62.2   17.5  12.0   5.6  4.3   1.3  20.2
70  73.3   17.9  10.3   6.8  5.4   1.4  21.0
71  80.7   10.1   4.4   8.2  5.5   2.7  19.0
72  92.4   14.7   8.4   8.5  5.8   2.7  17.5
73  112.5   21.8   8.0   9.8  8.8   1.0  18.5
74  134.2   19.1  ▲1.2  15.9  15.5   0.5  18.4
75  148.3   10.6   3.1  16.3  14.8   1.5  16.4
76  166.6   12.3   4.0  19.6  16.6   2.9  15.1
77  185.6   11.5   4.4  21.1  16.6   4.6  14.1
78  204.4   10.1   5.3  20.0  14.8   5.2  13.7
88  381.6   7.3   6.5  33.4  21.6   11.8  17.6
98  515.8  ▲1.1  ▲1.1  48.9  32.9   16.0  15.5
01  506.1  ▲1.1  ▲0.2  46.5  38.1   8.5  15.5


●日本の本当の姿は内需大国

まず日本経済の高度成長期というものが一体どの時代を指すのかが議論の対象になる。以前は、60年の日米安保改定以降(所得倍増論の池田首相の登場)から64年の東京オリンピックまでが高度成長期であったいうのがほぼ定説であった。しかし時代が下って低成長が当り前になってからは、73年のオイルショックまでは高度成長期であったという意見が強くなったと筆者は感じる。

筆者も少なくとも70年までは、日本経済は高度成長であったと考える。ただ成長パターンが64年以前と以降では変わったと見られる。もし高度成長期を二つに分けるなら、60年から64年までが前期であり、それ以降から73年までが後期と呼べるであろう。

高度成長期の60年から64年までは本当に経済が成長していた時代である。今日の新興国以上の経済成長率を日本は実現していた。この期間の設備投資率は18~20%程度を維持しており、これが乗数効果によって所得を増やし、総需要を拡大させた。またこの旺盛な設備投資が一方で生産力を産み、総需要の増大に対応した(投資の二面性)。つまりこの時代の日本経済は、供給サイドの成長理論がある程度適応できる形であった。

しかしこの時代、輸出のGDP比率はずっと7~9%であり、輸出が日本経済をリードしていたという印象は薄い。特に輸出額から輸入額を差し引いた純輸出額は毎年マイナスで推移していた。輸出は自生的であり独立的であるのに対して、輸入は所得の従属関数と言える。

つまり爆発的に経済が成長しGDPが拡大したため、むしろ輸出以上に輸入が伸びていたのである。この時代の輸出品は水産物や繊維製品のような軽工業品が中心であった。一方、電機・自動車・機械・化学品・素材といった今日の主力輸出製品の国際競争力は弱かった。

当時の円は360円の固定相場であったが、この360円という為替レートは日本にとって高すぎるレートであった。できるなら今日の中国のように円を1,000円くらいに切下げたいところであった。また純輸出額がマイナスということが示すように、この時代、日本は慢性的な外貨不足に泣いていた。首都高も3車線にしたかったが、金がなかったので2車線で建設した(オリンピックに間に合わせるため新幹線と首都高は世銀からの借金で建設)。

したがって景気が良くなり輸入が増えると、緊縮財政と金融引締めを行って景気の過熱を冷ましていた。このように日本の高度経済成長期の前期においては「昔から日本経済は輸出によって経済成長を実現してきた」というセリフは全くあてはまらない。

局面が変わったのは64年の東京オリンピック以降である。したがって肝心な64年と65年の輸出額、輸入額が見つけられないことが残念である。しかしこの辺りで日本の経済の体質が変化したことは確かであろう。また東京オリンピックを成功させ、日本の国際的評価も上がり、日本人は自信を取戻しつつあった。

日本製品の国際競争力は向上した。筆者はこの背景に60~64年の活発な設備投資(GDP比18~20%)があったと見ている。投資によって世界の最先端の設備が導入されたのである。またオリンピックの翌年からの不況(この年株価が大暴落し山一証券の破綻の瀬戸際で日銀特融が実施された)が輸出を促進させたと考える。

次は「日本は貿易立国であり、輸出が日本経済の命運を握っている」というセリフを検証する。たしかに東京オリンピックを境に、輸出はある程度伸び、貿易収支は黒字化した。しかし輸出のGDP比率はだいたい7~9%である。上記の表で10%を少し超えたのは71年と74~77年ぐらいである(昔から設備投資のGDP比率の方がずっと大きくまた変動も大きい)。

日本の輸出が伸びるのは、決まって日本の景気が後退した時である。71年にはニクソンショックがあり、74~77年はオイルショックと日本列島改造ブームの崩壊による景気低迷が続いた。またこれらの前にもGDP比18~20%といった大きな設備投資ブームがあった。つまり過剰な設備投資の余剰生産物のはけ口が輸出であった。そしてこれらの年はおしなべて経済成長率は小さい。つまり輸出は日本経済の下支えになっているが、経済を牽引しているということはない。

また常に無視されているのが、日本の輸出のGDP比率が韓国や中国に比べずっと小さいという事実である。中国の比率は25%ぐらいであり、韓国にいたっては35~50%と言われている。これらの国が本当の貿易立国である。日本は加工貿易国であり貿易黒字国であるが、決して貿易立国ではない。むしろ日本の本当の姿は米国に次ぐ内需大国である。何も知らないマスコミ人や政治家、そしてデータを見ようとしないエコノミストや経済学者がとんだ誤解をしているのである。

 ~後略~
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