木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

books53「日本の手話いろいろ1」全通研編(文理閣)

2006年02月09日 00時17分11秒 | books
「てんとう虫」の手話表現が分からなくて、あちこち聞きまくって、調べまくったのですが、どうしても分からなくて池袋のジュンク堂まで出掛けていって、やっとこの本に掲載されているのを発見しました。

この本は、全国手話通訳問題研究会(全通研)が「全国各地に今なお生き続ける手話を研究・保存するという立場から、各地に残る手話を、研究誌『手話通訳問題研究』に「日本の手話いろいろ」という題名で連載し、収集・保存してきた」ものを一冊の本としてまとめたものです。

全通研の長年の研究の積み重ねがこうした大勢の方に読んでもらえる単行本の形で発行されたことはとても素晴らしいことだと思います。
また、地域で手話を学ぶ私たちにとっても「地元の聞こえない方の手話」を積極的に保存していこうという気運を盛り上げてくれるものだと思います。

単語は、7分野に分かれて整理されています。私も「そういえば研究誌で地方の手話を連載していたの、確か昆虫の名前なんかが載ってたんじゃなかったかなぁ~」という感じでこの本に行き当たったので、「分野別」というのは使い勝手が良いのではないでしょうか。

<収録されている言葉>
1.野菜 
 【根菜】     9単語
 【実のなる野菜】 4単語
 【豆類】     4単語
 【葉野菜】    3単語
 【キノコ】    2単語
 【山菜】     4単語
2.魚貝
 【魚類】    12単語
 【貝類】     6単語
3.植物
 【樹木】    15単語
 【草花】     9単語
4.生き物
 【昆虫】    13単語
 【干支】    12単語
 【その他の生き物】6単語 
5.乗り物
6.教育や文化
7.時や季節

2005年9月9日発行
1600円(税込み)

日本の手話いろいろ〈1〉イラストで見る全国各地の手話

文理閣

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