観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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『突入せよ!「あさま山荘」事件簿』事件史上に残る公務員の宣伝効果

2007年10月05日 | 映画・ドラマ
 当時世間を震撼させた、赤軍派による実話。人質となった牟田靖子(漢字は分からないが)さんの名前を今でも記憶しているほどだ。
 役所広司始め、渋い役者が自衛隊隊員を演じ、リアリティを出しており、また、展開も良かった。
 が、浅間山荘事件と言えば、日新カップヌードルなのである。当時、出始めたお湯を注ぐだけの、カップラーメン(ヌードルは日新の商標)が、携帯食として、浅間山荘を囲む、警官隊や自衛官の非常食となった。それが、全国ネットのテレビ中継で大映しとなり、日本津々浦々の家庭へカップヌードルを浸透させる大広告になったという話。
 日本史上かつてない、公務員が宣伝しちゃいました商品なのである。

「松ケ根乱射事件」

2007年10月05日 | 映画・ドラマ
 雪路で女性が倒れていて、小学生のガキが胸にてを突っ込んでいじくる冒頭のシーンで、もはや嫌ーな予感。
 警察に運ばれたその女性(遺体)は全裸で鑑定中に呼吸してることが分かって、たった一日の入院で帰宅。警察のずさんな鑑識を露にしただけの映画なのか?
 その女と女の紐的ちょっとしたやくざが、ひき逃げ男を追い詰めるのだが、これがまた、映画的肉欲が絡んだりで、気色悪くなり、最後は、ひき逃げ男とひきしちゃいおまし逃げ生還女が結婚してた?
 個人的に、テレビドラマを超えた映画のお色気コードが大嫌いで、肉欲シーンは観ない主義。なので、事件を装いながら、お色気シーンや裸体を盛り込んだ作品は止めていただきたい。

「花ざかりの君たちへ イケメン パラダイス」判別不可能の男児たち

2007年10月05日 | 映画・ドラマ
 タイトル見ただけで、グググ。観ない訳が無い。一秒でアドレナリンが沸き上がるか…。ってな具合を楽しみにしてたが、ダッレが誰だか分かりゃしない。かろうじて、小栗旬が判別できたのみ。
 馬鹿げたストーリはそれでいいが、いくら何でもあの女の子が全寮制男子校で、しかも相部屋で、女とばれない訳が無い。ストーリに難ありだ。

「それでもボクはやってない」似たような宗教家いたなー

2007年10月05日 | 映画・ドラマ
 電車で痴漢と間違われた青年が、無実を晴らすために法廷に立つ。しかし、満員電車の痴漢ってのはさ、分かり辛いもんだよね。される側も、してる側も、どちらも「混んでるから」の一点で、痴漢か、ヤム終えずか分かりゃあしない。
 それはそうとしてこの映画、間違われた青年には実に気の毒。
 裁判官も弁護士も人だから、担当者によって判決は違うし、判決付くまで、服役(?)までしちゃうし。無理して乗り込んだ電車の一瞬で、お先真っ暗の人生を送るはめになる。ああー、人生っていったい。
 凄く昔だが、最終中央線の新宿駅で、突然、「この痴漢んやろう」って叫んで、折り畳み傘でバシバシ男をぶん殴ってたOLさんがいたが(男空いてる席ぬ座って寝たふりを通す。寝れる訳ないだろ、この状況で) 、それを思い出した。その時もほかの人は見て見ぬふりと言うより、正直唖然としてみな動けなかったのだだと思う。実際自分は、うとうとしてたら女性の叫び声で目が覚めて、目の前で傘で殴られてる人が居たって状況。
 女性は何度もぶん殴り、一度車外に出て、また戻って、さらに殴り(停車時間長かった)去って行き、電車が発車しても寝たふり男は、次の新大久保で降りた。
 こいつは「それでもボクは知らんぷり」男。