かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(132:スイス編-第四章)

2011-02-14 11:20:57 | 旅行
≪スイス3日目≫ 6月27日
天気が悪く(少し雨が降っている)、2度寝して朝起きるのが遅くなった。
予定していたAlp Grumへの列車旅をどうしようかと迷ったが、とりあえず朝食を済ませ、部屋で休憩する。
そのうち本格的に雨が降り出した。
あちゃー。
結局11時過ぎまでホテルの部屋でグズグズ。
雨は止みそうにないので、Alp Grum行きはあきらめて、傘をさしてとにかく外へ出る。
トコトコ西方へ歩きセガンティーニ美術館へ行く。
セガンティーニは、北イタリアの生まれで、この地方の風景や生活を描き続けてこの地域で没した画家だそうだ。
絵画が全く分からない私は、出品作が少ないわりに入場料が高い・・と思った。
それでも、彼の代表作だという3部作、「生成」「存在」「消滅」は目を引いた。
特に2階へ上がって正面にあった絵が印象的だった(タイトルは何だろう?)。
画面上半部が明るい空の絵だった。
とはいうものの、絵画の造詣にはなはだ浅い私にとっては、それほどの美術館とは思えなかった(ゴメンナサイ)。
ということで、30分足らずで美術館を出た。


   【美術館近くの彫像だったか?】

そのあと、行くあてもなくバートの方へ向かう。
あいにく正午~2時は昼休みということで、店はすべて閉まっている。
日本では考えられない・・・お国柄だなぁ。
仕方なくプラプラ歩いて、セルフサービス(COOP)のレストランで昼食を摂った。
相変わらず雨は止まず。
雨の中、傘をさして歩くが疲れただけ。
夕方、ホテルに帰って休むがタバコが切れ、雨が上がったので再び外へ出るものの、買いたい土産もなく、ぼんやり歩いただけとなった。
天気が悪いおかげで、さっぱりな一日となり、夕食はホテルのレストランでいただいた。
   ≪つづく≫

久しぶりのカップ麺

2011-02-12 14:55:54 | 食材・食事
今日は昨日とは逆で、午前中は天気が良かったけれど、
午後になって一気に曇り、強い風が吹き、小雪がちらついてきた。

確かに午前中も気温は低めで、時折強い風が吹いてはいた。
さきほど有線放送で、「暴風雪注意報」が出たので火の元に注意してください、とあった。

そんなわけではなく、今日は奥さんがいないので、
久しぶりに カップ麺を食った。
先日TVのバラエティー(「帰れま10」だったかな?)で、マルちゃん特集をやっていたので、マルちゃんにした(付和雷同だ)。
といっても、地方スーパーにはマルちゃんは2~3種類しか置いてなかった。
で、このノンフライ麺にした。



“麺づくり”シリーズは、あの女優さんがフラメンコ踊りながらCMやっているやつだな。
このシリーズには、他にもいろいろ種類があるのだろうけれど、とにかくこれしかなかったのだ。

お湯をかけて待つこと3分。
出来上がりだ。



まあ、そこそこの味ではあったが、所詮カップ麺。
マルタイの棒にかなうわけはないわな!
温まりはしたが、
フラメンコ踊るように、心も、麺も、踊りはしなかった。

さーて、夜は何を食べ・作ろうかなぁ・・・・・・・・・・


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ナルシサス

2011-02-11 15:34:35 | 草花・樹木
雪の予報も出ていたが、朝方は曇って寒かったけれど、
昼前から陽が射してきて穏やかな天気になった。

今日は建国記念の日で、世の中今日から3連休だと。
でも、当方には全く関係ないという寂しさ。

とりとめなく  



菜園の端っこに咲いている白い水仙・・・ナルシサス


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メロディー道路・・みかんの花咲く丘

2011-02-09 11:44:11 | 田舎の生活
昨日、車に乗って町へ出かける途中、いきなりメロディーが聞こえてきた。
 あっ そうか!
そういえば、前夜TVのローカルニュースで、「メロディー道路」なるものが完成したとか放送していたな、と思い出した。

聞こえてきたのは、
 みかんの花が咲いている 思い出の道・・・ 
だった。


   【黒い乗用車のあたりから曲が始まる】


   【こんな感じで、溝が掘られている】

思えば昨年10月、『伊方町の皆様へ』でアンケートのチラシがきていた。
それによると、選曲を町民の投票で決めたい というものだった。
ところが、役所では3つの曲に絞っており、その中での3択である。
①「うみ」(海は広いな大きいな・・・)
②「みかんの花咲く丘」
③「瀬戸の花嫁」

これを見た(昨年10月)、ボヤキおやじは ぼやいた。
「なにぃ~、3つから選ぶがか!自由選曲じゃないがか?」
どれも、ドングリの背比べ・・・。
で、ひとりボヤかしてもらった。  
施工区間は宇和海、瀬戸内海をちら見できる程度であり、
♪海は広いな大きいな・・♪ の『うみ』の選曲では、
原曲から抱くイメージとは開きがあり、おこがましく感じる。
『みかんの花咲く丘』がふさわしいように思えたのだが、
ミカンの花が咲いている時期は限定されており、その時期以外に県外から訪れた方に「がっかり感」を抱かせかねない。
と懸念した。
「瀬戸の花嫁」は個人的には論外であった。

で、ボヤキおやじは、
これら3曲より、強いて挙げれば以前(今もかも?)町内のゴミ収集車で流れていた『岬めぐり』の方がベターだと思った。

そもそも、個人的な疑問として、この半島の国道を『メロディーライン』とネーミングした理由がわからないままでいる。
車で走っても、「メロディー」の意味・意図がわからない。
「風」なのか? 「青い海と空」の対比なのか?
そのネーミングの意図がわかれば、おのずと曲のイメージもわいてくるのではなかろうか? とも
天気の良い日など、宇和海や瀬戸内海を眺めながらの半島ドライブは、本当に気持ちが良い。

とはいえ、今や巨大な多数の風車が林立する半島・・・・
やけくそで、♪とんで とんで・・・ ♪の『夢想花』(20秒間サビの部分)がふさわしいかも。
などと皮肉った思いもしていた。

ともあれ、四国初のメロディー道路が、「道の駅・瀬戸農業公園」付近に7日夕方完成したとのこと。
施工区間は、三崎から八幡浜方面行きの片側車線430mで、
「みかんの花が咲いている 思い出の道・・・」と曲が聞こえる仕掛けになっている。
冬季の凍結防止のほか、この区間はスピードが出やすい区間なので、時速50kmで最適な曲テンポになることから(31秒間)、安全運転を誘導する効果が期待されているそうだ。

近づいてみると、


タイヤの振動によって音階が生じるような仕掛けで、規則正しい細い溝が掘られている。
工事直後ということもあり、チョークの跡が残る。
歌い出しの「み」とある。
左(進行方向)に向かい溝自体の幅が徐々に狭くなっている。
そして、ちなみに


「は」とその前の「の」で微妙に溝と溝の間の幅が異なる。
溝自体の幅も異なっている。
どうやら、溝と溝の間隔で音程を決め(間隔が狭いほど高い音)、
溝の幅は音量のようだ(同じ音程の始めと終わりの違い)。
「みかんの花咲く丘」 お楽しみにおいで下さい。


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霞んだ日々

2011-02-07 14:45:21 | その他
この5日間ほど、空が霞んでいる。 
今日もほぼ快晴なのに、半島が霞んでおり、半島付け根から南予の方は全く見えない。



黄砂が飛んできているのだろうか。
暖かいのはいいのだけれど、黄砂は嫌じゃ。

相撲界は大変なことになっちゃって、霞んでるというレベルではない。
力士暴行死  大麻  暴力団との癒着  野球賭博と続いて、
とうとう、大相撲互助会みたいなことが明るみに出た。
この先まだまだ互助会メンバーが出てくるんだろうなあ。
おまけに、相撲賭博疑惑も出ているようだし。
とことん追求すると、関取・力士は3割ほどしか残らなかったりして・・・
こうなると、新弟子希望者も激減するだろうし、
もう2度と大相撲は見られなくなるのではなかろうかと心配になってくる。
そうなると、朝青龍がモンゴルで相撲協会をつくって、みんなそっちへ移っちゃたりして・・・、
などとアホなことを考えてしまう。

野球もサッカーも佑ちゃんフィーバーなのに・・・


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僕の心細道(131:スイス編-第三章)

2011-02-05 12:25:00 | 旅行
≪スイス2日目≫ 6月26日
ここサン・モリッツは、リゾート地として有名だが、過去に2度冬季オリンピックも開催されている。
ホテルでゆっくりと朝食を済ませ、駅前からバスでシルヴァプラナへ向かう。
コルヴァッチュへ登るのは午後が良い、とガイドブックにあったので、まずはシルヴァプラナからスールレイSurlej付近をのんびりと散歩する。
緑の木々が美しく草花もきれいだ。


  トロル・ブルーメ・・・キンポウゲ属



こんなところで生活するとほんとに長生きしそうだ。
ゆっくり散策する年配者、MTBでサイクリングを楽しむ若者。
思い思いで自由なのがいい。

スールレイのロープウェイ乗り場で昼食を摂った。
またまたステーキの定食を注文する。
ビールを飲みながらの贅沢な昼食となった(した)。


シルヴァプラナ湖

昼食を終えてから、ロープウェイに乗る。
ロープウェイ乗り場の標高が1,800m余りで、約2,700mの乗り換え地点ムルテルMurtelまでロープウェイが一気に上った。
そのため、次の上りで高山病になってはと思い、ここでしばらく時間を費やすことにした。



北東側に散策道があり、その道を行く。
すでに何人もの人たちが歩いている。
所々に雪がありスニーカーではちと不安だったが、なんとかFuorcla Surlej(2,760m)までたどり着く。
ここで前面にピッツ・ベルニナP.Berninaとピッツ・ロゼックP.Roseg、そして氷河の展望が開けた。


右ピッツ・ロゼック(3,937m)、左ピッツ・ベルニナ(4,049m)
あの山の向こうはイタリア領

雄大な眺めを観ながらしばらく休憩してからムルテルへ引き返す(往復約2時間)。
再びロープウェイに乗り、3,303mのコルヴァッチュCorvatschへ上がる。
うん、高山病は何ともない。
もっと人が多いかと予想していたが、パラパラ程度。
いまいち天気が良くなく、次第に雲が多くなってきて、展望を存分に堪能することはできなかった。
それでも2時間ほど過ごす。


【シルヴァプラナ湖とエンガディンの谷。コルヴァッチュより】


【もっと天気がよければなぁ~】

私はおっかなくて行かなかったが、あんなところまで雪の上を歩いている人たちがいる。


下山したころから少しずつ雨が降り出し、サン・モリッツへ戻った頃は結構な雨になった。マーケットで食料を少し買い、それを夕食とする。
かのビュントナーフライシュ(牛肉のかたまりを空気乾燥させて、それをカンナで薄くスライスしたもの)なるものも買ったのだが、私にはちと塩辛かった。
駅で明後日のツェルマット行きの氷河急行を予約する。




【ホテルの窓から】
今日ロープウェイで上ったコルヴァッチュはあの山だろうか?



   ≪つづく≫


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季節の節目にひとりごと

2011-02-03 14:59:26 | 政治・社会
今日は節分。
昨日から寒さが少し和らいできた。
ということで、豪雪に見舞われた地域では雪崩が起きているという。
そして、九州では火山の噴火。
大変だなあ。

相撲協会では、またもや八百長疑惑発覚。
今回は疑惑で済みそうにない。

そして、エジプトでは連日の大規模デモ。
デモの中心となっているタハリール広場は、エジプト考古学博物館に近く、
博物館が襲撃されてミイラが破壊された、という情報もあるようだ。
博物館に手を出さんで欲しい! 
ムバラク大統領って、そんなに独裁的だったのかぁ・・。
まあ、30年も政治のトップに居座るというのはどうかと思うが、
日本のようにコロコロ交代するというのもどうかと思う。