≪オーストリア12日目≫
7時過ぎ起床。
いよいよこのホテル、そしてウィーンともお別れだ。
朝食に行った際、日本人客(おばさん2人)と話をする。
彼女たちは12日にロンドンへ入り、ヨーロッパ7ヶ国のツアーとのことで、満足している様子だった。
一方、今日の私は不安だ。
果たして計画通りインスブルックへたどり着けるかどうか?
ホテルのチェックで予約金を差し引いてくれるかどうか?
『心細道』の始まりだ。
ともあれ、チェックアウトのため9時頃フロントに向かった。
レシートを見ると、案の定、予約金は差し引いてくれていない。
予定していた宿泊が短くなったのに・・・。
そこで、旅行社から受け取っていた確認書を見せ説明したところ、納得してくれた。
事情を話せば、案外スムーズにいった。
気を良くして、インスブルック行きの駅(西駅)を教えてもらい、タクシーに乗る。
運転手はおばちゃんだった。
さよなら ウィーン
駅に着き、建物内に入ったのだが、切符売り場を探すのに手間取った。
手持ちのオーストリア・シリングだけでは足りないので、US$で払おうとしたら、
売り子のおねえちゃんはいい顔しなかった。
1等車に乗ることにした。
ちょうど9:35発の列車に間に合いそうなので、それに乗る。
いろいろあせったけれど・・。
1等車は6人ずつの個室風になっていて、座席はなかなかよさそうだ。
指定席ではなく空いている席に座ればよいと思い、ウロウロして探し、おばちゃん2人と太めのおねえちゃんのいる箇所(6席中3席が空いている状態)を見つけた。
そこで、空いている席に座ろうと思い、勇気を出して“Is this seat free?”と尋ねた。
が、返答がない。
逆に身構えられてしまった。
でもいいのだろうと思い、気にせず空いた席に座った。
英語はなかなか通じないようだ(それとも私の発音が悪かったか)。
なにはともあれ、まあまあ乗り心地いいし、車窓の景色もグッド!
【車内はこんな感じ】
10:16 途中駅St.Poltenに停車。
出発した頃は天気が良かったのだが、西へ行くにつれ雲が多くなってきた。
次は11:20頃リンツ駅に停車(オーストリアに来た初めころ訪れた町)。
ところが私が座っていた席は、ここから予約されていたらしく、大きなおばあさんがやってきた。
12:33 ザルツブルグ着。
どうやらこの(特急)列車は、ザルツブルグから一度ドイツ領に入り、再びオーストリアに入った後、オーストリアを抜けてチューリッヒに行くようだ。
やがて、食堂車が開店したようなので行ってみたが、もうすでに満席だった。
この分では、ワインに始まり、デザートのソフトクリームまで食うだろうから、1時間以上は席が空かないな。
とあきらめる。
途中車窓からドイツ国の風景を撮る。
再びオーストリアへ入りKufstein駅、Worgl駅に停車。
こうして、インスブルックには14:35到着。
やってきたぞ! Alpsへ。
と ひとり感動する。
周りが高い山脈にはさまれた好ましき町だ。
駅に下り立つとザック姿の若者が多い。
私は重い旅行鞄を引きずりながら、今宵のホテル確保のため案内所へ向かう。
そこで、紹介されたのは凱旋門のすぐ近く、駅から徒歩数分の場所にあるホテルだった。
チェックインを済ませ、荷物を部屋に置いて、何はともあれ食いそびれた昼食をと レストランを探しがてら市内散策に出かける。
≪つづく≫
7時過ぎ起床。
いよいよこのホテル、そしてウィーンともお別れだ。
朝食に行った際、日本人客(おばさん2人)と話をする。
彼女たちは12日にロンドンへ入り、ヨーロッパ7ヶ国のツアーとのことで、満足している様子だった。
一方、今日の私は不安だ。
果たして計画通りインスブルックへたどり着けるかどうか?
ホテルのチェックで予約金を差し引いてくれるかどうか?
『心細道』の始まりだ。
ともあれ、チェックアウトのため9時頃フロントに向かった。
レシートを見ると、案の定、予約金は差し引いてくれていない。
予定していた宿泊が短くなったのに・・・。
そこで、旅行社から受け取っていた確認書を見せ説明したところ、納得してくれた。
事情を話せば、案外スムーズにいった。
気を良くして、インスブルック行きの駅(西駅)を教えてもらい、タクシーに乗る。
運転手はおばちゃんだった。
さよなら ウィーン
駅に着き、建物内に入ったのだが、切符売り場を探すのに手間取った。
手持ちのオーストリア・シリングだけでは足りないので、US$で払おうとしたら、
売り子のおねえちゃんはいい顔しなかった。
1等車に乗ることにした。
ちょうど9:35発の列車に間に合いそうなので、それに乗る。
いろいろあせったけれど・・。
1等車は6人ずつの個室風になっていて、座席はなかなかよさそうだ。
指定席ではなく空いている席に座ればよいと思い、ウロウロして探し、おばちゃん2人と太めのおねえちゃんのいる箇所(6席中3席が空いている状態)を見つけた。
そこで、空いている席に座ろうと思い、勇気を出して“Is this seat free?”と尋ねた。
が、返答がない。
逆に身構えられてしまった。
でもいいのだろうと思い、気にせず空いた席に座った。
英語はなかなか通じないようだ(それとも私の発音が悪かったか)。
なにはともあれ、まあまあ乗り心地いいし、車窓の景色もグッド!
【車内はこんな感じ】
10:16 途中駅St.Poltenに停車。
出発した頃は天気が良かったのだが、西へ行くにつれ雲が多くなってきた。
次は11:20頃リンツ駅に停車(オーストリアに来た初めころ訪れた町)。
ところが私が座っていた席は、ここから予約されていたらしく、大きなおばあさんがやってきた。
12:33 ザルツブルグ着。
どうやらこの(特急)列車は、ザルツブルグから一度ドイツ領に入り、再びオーストリアに入った後、オーストリアを抜けてチューリッヒに行くようだ。
やがて、食堂車が開店したようなので行ってみたが、もうすでに満席だった。
この分では、ワインに始まり、デザートのソフトクリームまで食うだろうから、1時間以上は席が空かないな。
とあきらめる。
途中車窓からドイツ国の風景を撮る。
再びオーストリアへ入りKufstein駅、Worgl駅に停車。
こうして、インスブルックには14:35到着。
やってきたぞ! Alpsへ。
と ひとり感動する。
周りが高い山脈にはさまれた好ましき町だ。
駅に下り立つとザック姿の若者が多い。
私は重い旅行鞄を引きずりながら、今宵のホテル確保のため案内所へ向かう。
そこで、紹介されたのは凱旋門のすぐ近く、駅から徒歩数分の場所にあるホテルだった。
チェックインを済ませ、荷物を部屋に置いて、何はともあれ食いそびれた昼食をと レストランを探しがてら市内散策に出かける。
≪つづく≫