かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(49:ネパール再び編-第八章)

2009-01-27 10:06:27 | 旅行
-ネパール6日目-
5時過ぎ起床。
チョムロンのキャンプサイトから北の方に眼をやると、うっすらとアンナプルナサウスマチャプチャレが見えております。
朝食までには時間があったので、ひたすらその方角を眺めながら、シャッターチャンスを待ちます。
アンナプルナサウスは、みごとに全容をさらけ出してくれています。
刻々と変化する朝日の当たり具合をみながら、バシバシ、シャッターを切ります。


【左のピークがアンナプルナサウス(標高7,219m)、右のピークがヒウンチュリ(標高6,441m)】
両ピークは近そうに見ますが、3.6キロ離れた位置にあります。ちなみに、写真を撮った場所からは10キロ離れております。


【アンナプルナサウスの稜線をアップ.切り立った山腹にヒマラヤひだが見える】
(ヒマラヤひだとは、山腹に積った雪にできた多数の縦縞のことです。)

いっぽう残念ながら、見えている角度が良くないのか、マチャプチャレにはきちんと朝日が当りません。


そうして、やがて朝食です。


【チョムロンのキャンプサイト】

トレッキング1、2日目と違って、本当に体調がよくなりました。
美味しく朝食をいただいた後、8時頃出発です。
キャンプサイトからずっとチョムロンの村を下って行きます。





ヒマラヤ・トレッキングでは、こんなふうに渓谷付近まで下って、そしてまた上っていくというルートの繰り返しです。一度標高の高いルートへ上がったら、そのまま下らずに進めればいいのにと思うのですが、そうは行かないのです。ですから、せっかく高度をかせいでも、次はまた下りという、なんかとても損をした気分を何度も味わいます。

チョムロンの村を通過する途中に、入山チェックポイントがあり、ここでトレッキング許可証を提示です。

【右はガイドのランバートルさん】

ここから見上げるアンナプルナサウスもいい。
どっしりとした佇まいです。


斜面を下りきったところで、チョムロン渓谷を渡ります。

【吊り橋を渡る相棒とランバートルさん】

そうして今度は上りが続きます。それほどきつくないので助かりました。
このあたりで、帰路のトレッカーに結構出会いました。うち、単独の日本人2人もおりました。皆さん、アンナプルナ・ベースキャンプまで行ったとのことでした。
どんどん上っていくと、チョムロンの集落が見えてきます。



やっと、朝出発した場所と同じくらいの高度まで上ってきました。
こうやって眺めてみると、集落の家は、大きくて、なかなか立派なものが多いです。

途中の休憩所です。RALIGURANS LODGEと書かれた看板があります。

ここもトレッカーを宿泊させるロッジのようです。
我々は、ガイドやポーターを伴って、テント生活でのトレッキングですが、そうでないひたすら自力でのトレッカーは、このようなロッジに泊まりながらトレッキングを楽しみます。そうすれば、テントや食器・食材を背負う必要がありませんので。

休憩後、しばらく歩くと再びロッジが見えてきました。
絵入りで『MACHHAPUCHARE』(マチャプチャレ)と書かれたロッジです。
トタン屋根もありますが、右側は天然石のみごとな瓦屋根です。


このロッジの脇が昼食場となりました(0:10着、標高2,330m)。

≪つづく≫


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