かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(157:ネパールⅢ編-第十三章)

2013-01-09 10:30:00 | 旅行
-8日目のつづき-
正午にルクラを離陸した。
しかし、この日は天気があまり良くなく、ヒマラヤの山々はほとんど見えなかった。

12:45頃、無事カトマンドゥ空港に着陸。
ルクラに比べるとぽかぽかと暖かい。
空港で出迎えてくれた現地旅行社のスタッフは、なんと前年のトレッキングでお世話になった男性だった。
名前は忘れたけれど・・・。
そして、彼から「ルクラ-カトマンドゥ便は、本日は霧が多くなり、これ以後の便は欠航になった」との悲報を聞かされた。
ルクラに取り残された私のザックは、明日の便で届けられるとのことであった。
主人と離れ離れのかわいそうなザックである。

空港からバスでナラヤニ・ホテルへ。
ホテルに着いてまず昼食となった。
フライドライス、焼きそば、肉2種にスープという、ボリュームのある食事だった。
それに何よりビールが旨い!

食事の後、各自シャワーを浴びる。
久々のシャワーで気持ち良~し。
が、ここで問題だ。
私の衣類すべてが、ルクラに置いてきぼりにされたザックの中にある。
当然 パンツも。
そんな私を哀れんだツアーリーダーのKさんがパンツを貸して、いやいや“下さった”。
新品ではなく、ゴムが緩めだったが、
私は救われた。

このあと、急遽チトワン国立公園へ行くことになった。
予定のスケジュールにはなかったのだが、日本人観光客誘致のPRのため今回は割安で行けますよ、ということで、全員賛成で行くことになった。
午後3時出発の予定でロビーに下りる。
ここで、先ほど空港へ迎えに来た旅行社の男性が「Yさんを知っていますか?」と聞く。
彼は今日日本へ帰ったという。
なつかしい名前を聞かされた。
彼らしく、男性に名刺を渡している。
彼とは、前年二人でアンナプルナ・トレッキングに行ったのだ。

3時半頃、チトワンへ向け出発する。
カトマンドゥ市内を抜けるのに、車が混んでいてちと時間がかかった。
カトマンドゥ盆地から下って行き、しばらくはでこぼこ道を走る。
この途中ヒマラヤが見えるはずだが、今回は余り天気が良くなく、全く見えなかった。
しだいに窓の風景が違ってくる。
陽が落ちて薄暗くなった頃、ドライブインで休憩する。

再び夜道を走る。
午後7時半頃Safari Narayaniに着く。
ここで夕食となった。
食事は豪華なのだが、残念ながらやや風邪気味になりあまり食べられなかった。
1時間後、今度はジープ2台に分乗してロッジへ向かう。
9時半過ぎにやっと着いた。
     ≪つづく≫

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