そう あの雑草のカタバミ。
この家紋は意外にも武家に人気があったようで、
より武門を強調する意味で、花弁の間に剣をつけた「剣片喰」がこれ。
なかなかお洒落である。
風化のため少し判じにくくなっているが、「藤」であろう。
基本形状は花弁が垂れ下がった「下がり藤」らしいが、
「下がる」という言葉を嫌って、「上がり藤」などのバリエーションも作られたと。
これは「上がり藤」である。
聞き覚えのない植物だが、池や田んぼなどに自生する水草の一種らしい。
以上の家紋、当地区にあってはごくごく少数派だけれど、
いずれも「日本十大家紋」に入っている。
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