かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

「家紋」その5:矢

2012-11-13 17:09:05 | その他


この家紋は何か、素人の私にもわかった。
古来「弓矢取り」といえば武士のことであった。
神事の破魔矢、そして相撲の弓取り式。
日本人は“弓矢”がお好きなようだ。
幾何学的に美しい形だからであろうか・・。
当地区で、「矢」はこれまでUPした「抱き茗荷」、「橘」、「鷹の羽」を含めてベスト4に入る。
写真のものは、羽が2本並んで丸に囲まれているので「丸に並び矢」というようだ。

ちなみに、以前 友人が言っていた「当地区には●▲という苗字が一番多いけれど、お互いにどの家とも親戚関係にない」と。
ところが、「●▲家」はいずれもこの「丸に並び矢」なのである。
これはどういうことか?



今は親戚関係にないが、かつては同じ一族だったのだろうか?
それとも、各家の家紋を決める際、庄屋さんあたりが「●▲さんとこは、みんなこの家紋にしたらええがよ」となったのだろうか?

これは同じ「並び矢」でも、周囲が丸ではない。


「雪輪」というようで、「雪輪に並び矢」となる。

そして、同じ矢でも、2つの矢が平行に並ぶのではなく、交差したものもある。


こちらは「違い矢」というそうだ。


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