かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(141:スイス編-第十三章)

2011-05-23 13:26:14 | 旅行
≪スイス7日目のつづき≫
グリンデルワルトには午後4時過ぎに着いた。
列車を3回乗り換えてツェルマットから約5時間かかった。
グリンデルワルト駅に着く直前、前方右手にすごい山が見えてきたのだけれど、その時はそれがアイガー北壁であるとは知らなかった。

ガイドブックで見たホテル・レギーナの日本人向け案内所へ行くと、女性が受付をしており、今夜のホテルの予約をお願いする。
一応当方の簡単な希望を述べ、2泊ということにしてもらう。
シングルがなかなか空いてないみたいで、3~4軒目でツインルームをシングル使用ということでOK。
駅の正面、20mほど高いところの☆☆☆ホテル。Chalet Capriceである。
電話料と予約保証金を払い、ホテルへと向かう。

ホテルまでの道はうねった坂道のため、スーツケースが重い。
ホテルへ着くと愛想のいい女性が出てきて、
1階玄関わきの部屋へ案内された。

部屋からの見晴らしはあまりよくない。
といっても、ヴェッターホルンが正面に見えるし、部屋自体はなかなかいい。
ミニバーもあり、シャワー、トイレもきれいだ。
なるほど、ここグリンデルワルトは日本人観光客が多い。
日本人向け案内所があるわけだ。
このホテルにも団体さんがおられ、いきなり、私の部屋の前で記念写真を撮り始めた。
部屋でビールを飲んでから外をぶらつく。


【ホテル前からヴェッターホルン(3,701m)】

メイン・ストリートをいったん西の方へ下り、それから山側へ上って、テラッセンヴェークという道路を東へ歩く。
ほんとうに前方に山が立ちはだかる 圧巻のいいコースだ。


【アイガー(3,970m)】


【メッテンベルク(3,104m)】




【フィッシャー氷河】

こんなところでパラグライダーに乗ったら気持ちいいだろうなあ・・・


しばらく歩きメイン・ストリート(商店街)にかかる。
7時近いため、もう店は閉まっている。
夕食をどこにしようかで迷っていたが、結局アイガーの見えるホテル・シュピンネの屋外レストランにする。
この店には日本語メニューがあった。
圧倒されるような絶景を目の前にしての贅沢なひとり夕食であったが、
後方に陣どった関西系日本人団体客が にぎやか(うるさいともいう)だったのが、個人的興ざめだった。
9時頃、暮れかけた山々をあとに、ホテルへ帰ることにした。

【アイガー北壁】


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【グリンデルワルト周辺の地図】

     ≪つづく≫

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