かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(67:イタリア編-第五章)

2009-06-25 12:48:46 | 旅行
-3日目のつづき-
さて、金魚に案内されて、とんでもない教会のある広場にやってきました。
本当に、とんでもないんです。
 きっと。 


ところが、巨大ドゥオモを目の当たりにしたのですが、
金魚隊長は、すぐにはそちらへは向かわず、まずスカラ座へ向かいました。
(スカラ座という名は日本のあちこちの映画館にありそうな名前ですが、こちらは本家本元なのでしょう。世界的なオペラの殿堂だそうです)
そして、金魚はスカラ座の中を見学したいと言い、中に入ろうとしたのですが、
ステージは只今リハーサル中とのことで、見学できませんでした。


スカラ座正面の風情は、銅像や彫刻がなく、意外なほど地味・シンプルです。
でも、その前はちょっとした広場になっていて、レオナルド・ダ・ビンチの像が建っています。 


ダ・ビンチさんは何やら考え込んでいるようです。 
さすがに、酒壷を持ったり、ヘビと戯れたりするわけにはいかんでしょう。
   (※この謎は  こちら
その足下には数名の律儀そうな若者?の像もありますが、彼らはダ・ビンチの弟子なのでしょうか? ゴーストライターかもしれません。

 ここから、有名らしいガッレリア(アーケード街)を歩いて再びドゥオモ広場に出ます。


エレベーターで上に上がれるというので、大聖堂の裏手の方へ回って、エレベーターに乗って昇ります。
屋根部分に上がると、そこは大理石でできているということもあり、ますます暑くなり、汗が出ます。




彫刻はひとつひとつとても精巧で、要した時間と技が計り知れないほどです。
あきれます。
次はいよいよ下におりて、ドゥオモの中に入ってみました。


大きな柱、床面に敷かれた岩石、ステンドグラス、すごいです。
でも、相変わらずあまりありがたみがわかりません。 

そのうち、お祈りなのか歌なのかが始まりました。
しばらくして飽きてきたので、広場へ出てみると、
外では、ロック コンサートをやっておりました。


なんかアンバランスに感じましたが、新旧うまく同居しているのでしょう。
もう一度ガッレリアへ入り、カフェでビールを飲みながら休憩となりました。

【ガッレリア入り口】


さよなら ドゥオモ! 

のんびりと過ごしたあと、6時前にミラノ駅へ引き返しました。
スーパーで赤ワインと軽い食事(惣菜)を買って、預けた荷物を引き取り、列車に乗り込みます。
 ギリギリの時間だったので、2等自由席は既に満席のため、目的地までずっと立つ羽目になりました。
ミラノ駅から40分で、目的地コモ駅に到着です。


タクシーでホテルへ向かいます。
夕方、ツアーの方々とこのホテルで合流の予定ですが、我々が一足先に着いたようでした。
バルケッタ・エクセルシオール・ホテル・・・舌をかみそうな名前です。
そして、日本でもらっていたワープロメモをフロントで見せ、無事チェックイン完了です。

部屋の窓正面には湖が見えます。 
きっと、コモ湖でしょう。
ビールを飲んで部屋で休憩して、その後私はシャワーと洗濯です。
私がシャワーを浴びている時に、旅行会社のツアーリーダーのAさんが挨拶に見えたとのことで、結局私はこの日はAさんには会わずじまいでした。

9時過ぎ、ホテルの外に出て少し散歩してから、テイクアウトのピザを買って帰りました。
部屋で、ピザそして、ミラノで買ったワイン、惣菜を食べたのですが、ワインもピザもあまり美味しくなかった。
いや正直に言おう、
まずかった!
失敗です。
でも、この2日間は自分たちだけの行程での、食料倹約旅行だったわけです。
ツアーに合流したからには、きっと旨いものが期待できるでしょう。

 ≪つづく≫

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