呼吸困難に陥ったパソコン

夏場、苦しそうな音を発する私のパソコン。　
アドバイスを受けて、ファン周りの埃を取ってみることにした。
PCの背後を見てみると、排気部分に埃がたまって、孔がふさがりかかっていた。
そして、ファン自体にも細かい埃がこびりついている。
そのほかの部分にも埃がこびりついており、PC自体が埃まみれといった具合だ。
PCを直接床に置いているし、めったに掃除をしないので、当然の結果なのだろう。
綿棒、つまようじ、筆、そして掃除機を駆使して埃取りを始めた。
なんとか背後のファン周りはそこそこきれいになった。　



そして、本体の溝などにたまった埃取りもおおむね終わり、これで音も静かになるかな、と思いつつ、仕上げにとPC前面のふた部分を開けてみた。



ここは、USBポートが２個あり、USB着脱時にちょくちょく開けたり閉じたりする箇所である。
ところが、ふたを開けてびっくりした。
な　なんと、きちゃない綿ぼこりのような埃がびっしりとこびりついている。
そして、その埃を取り除いていると、空気口らしき孔が見えてきた。
「ヒィエ～・・・・」
ファン周りを掃除すればいいのかな、との浅はかな考えでいた私はショックを受けた。
ここが本丸だった。
写真でお見せできないほど恐ろしいことになっておった。
これでは十分に空気を吸い込めず、ファンも苦しかっただろう。
まるで、鼻の穴から鼻くそがあふれ出るくらいカピカピに鼻くそが詰まっているというような状態で、これでは満足に呼吸できやせんなあ。

ごめんよぉ・・　ごめんよぉ・・・　

ずぼらを絵にかいたようなものだ。
この部分のふたは、半開き（水平位置まで）にしかならず、PCを床に置いているため、上からは決して見えない部分だった。
購入時はこの構造をきっと見て知っていたのだろうが、時が経つにつれ忘れてしまい、この箇所にはUSBポートがあるだけだ、くらいに思っていた。
ずぼらな浅はか素人が使うPCの顛末だ。


【埃掃除した後。まだ少し埃が残っている】


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