かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

墓掃除

2007-08-11 15:53:33 | 田舎の生活
お盆が近づいたので、草刈や落ち葉などを掃除するために、午後お墓へ行った。我が地区は、標高100~200mの宇和海に面した半島斜面に集落があるのだが、墓地はさらにその上の標高225~250mに位置している。そのため、昔は石段を汗かきながら登ったものであるが、近年農道ができて墓地までは車で行けるようになり、ずいぶんと楽になった。一般に墓地は、お寺に隣接してあるのだろうが、我が地区では集落の中央にごく小さなお寺があり、墓地からはずいぶんと離れている。ただし、そのお寺に和尚さんは常駐しておらず無人である。
そんな場所に墓地があるので、写真でみるように宇和海を一望でき眺めはすこぶる良い。やはり先人は、ご先祖様に見晴らしの良い場所に眠ってもらおうと考え、開墾したのだと思う。その他、集落のあちこちに古そうな小さなお墓がいくつかある。おそらくこれらの小さなお墓は、現在一ヶ所にまとまってある墓地ができる前にそれぞれの家で造り祀られたものではないかと思う。残念ながら、私は現在の墓地がいつ頃造られたのか知らない。機会があれば、地区の古老に聞いてみたいと思う。

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